スガコバ復活だ。1日のヤクルト戦(京セラドーム)に先発した巨人・菅野智之投手(31)は8回を投げ1安打無失点と圧巻の投…

 スガコバ復活だ。1日のヤクルト戦(京セラドーム)に先発した巨人・菅野智之投手(31)は8回を投げ1安打無失点と圧巻の投球で4月23日の広島戦以来、131日ぶりとなる今季3勝目をあげた。今季は故障を抱え前半戦だけで4度の登録抹消。野球人生の岐路に立った菅野をたくみにリードした小林誠司捕手(32)の献身ぶりが光った。


 
 この日の菅野の投球は最速151キロの直球と外角のカットボールを有効に使い、的を絞らせない。3連戦初戦で16安打と好調なヤクルト打線を丁寧に攻め、6回二死までノーヒットに抑え込んだ。好投をひきだしたのは、小林のリードが大きかった。「スガコバ」の愛称で知られたバッテリーも、小林の打撃不振が響き、菅野の復帰戦となった前回、8月26日の広島戦でバッテリーを組んだのは打撃好調な大城だった。しかし、その試合は初回に2発を浴びるなど、6回5失点で降板。

 中5日で迎えた復帰2戦目。再びバッテリーを組んだのは同級生の小林だった。

 試合序盤からベンチでもこまめに声をかけ、投球時も「低めに」「腕をふれ!」とジェスチャーとともに意思疎通を欠かさなかった。

 課題の打撃でもこの日は結果を出した。0ー0の3回一死から相手高橋の高め直球をとらえ、左越え二塁打を放った。到達した二塁ベース上では思わず両手を上に上げ、満面の笑みでベンチに向かってガッツポーズ。これが約2か月ぶりの安打となり、喜びにあふれた。その後、丸の2ランも飛び出し、価値あるヒットとなった。

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 試合後の菅野も女房役の小林をたたえた。「何とか今日は自分らしい投球ができた。誠司がうまく引っ張ってくれ、より楽に投げられたと思います」とキッパリ。受けた小林も「本人が色々なものを背負って苦しい思いをして取り組んでいる中でなかなかうまくいかなかったんですけど、色々な覚悟を持ってマウンドに上がっているのかなと。僕も頼もしかった」と充実の表情を浮かべた。

 試合後、小林に関して原監督は「大城と同じくらいのバッティング力があるならば、小林を使いますよ、私は」と明言。正捕手争いに関して、改めて小林の課題は打撃であると認めた上で、「だから今日の1本というのは非常に大きかったと思いますよ」と小林の背中を押すことも忘れなかった。

 強打の大城に加え、安定的なリードを見せる小林が切磋琢磨するほどチーム力が高まることは分かっている。これまで主戦捕手は大城だったが、今後の正捕手争いにも影響を与えそうな一戦。混セとなり、し烈な優勝争いが続く中で、スガコババッテリー復活はファン、チームにとっても待ちに待った朗報となったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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