レッドブルは、世界規模で開催される 3×3 ストリートボールイベント「Red Bull Half Court」(レッドブル・ハーフコート)の Japan Final を 8 月 8 日(日)に東京都品川区の バスケットボールコー…

レッドブルは、世界規模で開催される 3×3 ストリートボールイベント「Red Bull Half Court」(レッドブル・ハーフコート)の Japan Final を 8 月 8 日(日)に東京都品川区の バスケットボールコートで初開催した。大会には全国 5 か所で開催の地区予選勝者、 8 月 7 日(土)に開催した Last Chance Qualifier(以下 LCR)の上位 3 チーム、計 8 チームが出場し、10 月にロシアで開催のワールドファイナル出場をかけて戦った。


© Jason Halayko / Red Bull Content Pool

Japan Final に辿り着いたのは 3 人制バスケットボールチームを母体とするチームの数々だった。東京品川の港南(港区港南)エリアを本拠地にし、東北予選を勝ち抜いた 「SHINAGAWA CC」。関東予選は、群馬県みなかみ町が拠点の「MINAKAMI TOWN」と 実業家・堀江貴文氏の会員制コミュニケーションサロン・堀江貴文イノベーション大学校 (HIU)の有志が運営するチーム「HIU ZEROCKETS」。中部予選から「KYOTO BB」と 「EPIC」の混成チーム「BRUTE」。関西予選からは「NINJA AIRS」と「KYOTO BB」、 そして「YAIZU GR UNITED」の混成チーム「ALL BLUE」。そして LCQ を勝ち抜いた 「Solviento Kamakura」、 「SHIBUYA FUTURES」、そして「HACHINOHE DIME」が 出場しました。

Red Bull Half Court は、世界中のストリートボーラーたちのために 2017 年からスタートした 3×3 バスケットボールのグローバル・ストリートボールトーナメントである。

FIBA (国際バスケットボール連盟)のルールを元に、予選プールで負けても総得点が多ければ 勝ち上がれる可能性がある独自ルールを使用し、最後までオフェンシブでエキサイティングな試合が繰り広げられる。

まず 4 チームごとの予選プールで総当たり戦を行い、1 試合勝利で 5 ポイント得られるが、それとは別に 3 試合の合計得点が最多のチームは「オウ ン・ザ・コートボーナス」として 6 ポイント獲得出来る。例えばプールの戦績が 2 勝 1 敗でもボーナスを獲得すればポイントが 16 となり、予選プール 3 戦全勝(15 ポイント) のチームを上回る。

そして予選プール上位 2 チームが勝ち上がるため、どのチームも最後の最後まで戦い抜く。今年、日本で初開催された。

Red Bull Half Court 2021 Japan Final では 8 チームを 2 つに分けて予選プールを行い、 片方のプールでは、全勝に加えてオウン・ザ・コートボーナスも獲得した「ALL BLUE」 以外の 3 チームが 1 勝 2 敗で並び、その中で最も得点を稼いだ「SHIBUYA FUTURES」 が決勝トーナメントに進出。

もう片方では 3 戦全勝でボーナスも獲得した「HIU ZEROCKETS」と 2 勝 1 敗の「HACHINOHE DIME」が駒を進めた。


© Jason Halayko / Red Bull Content Pool

決勝トーナメントの準決勝 1 戦目は「ALL BLUE」の川内滉大が 2 ポイントを 4本決める活躍で「HACHINOHE DIME」を 18 対 15 で下し、続く 2 戦目ではフォファナ ママドゥ がシュート 8 本を決める活躍を見せ、18 対 7 で「HIU ZEROCKETS」が「SHIBUYA FUTURES」に圧勝した。


2 ポイント・シュートを放つ川内滉大 ©Jason Halayko / Red Bull Content Poo

予選プール 1 位同士の対決となった決勝戦は、川内滉大の 2 ポイント・シュートから始まり、仲西佑起が続けてポイントを決めるなど序盤は「ALL BLUE」がやや優勢な状態で進んだ。しかし「HIU ZEROCKETS」も引き離されない様に粘り強く食らいついた。 9 点目を入れた開始 4 分 40 秒以降「ALL BLUE」はシュートが入らなくなり、更に相手の攻撃もファウルでしか止められない様になってしまった。

また身長 195cm のOZZIE LEE HENDERSONのリバウンドにも負ける様になり、最終的にスコアを 13 点まで伸ばしたが、フリースローで 7 点、オフェンスリバウンドからの 4 点を含む 18 点を決めた「HIU ZEROCKETS」が初代 Red Bull Half Court 日本代表の座を獲得した。


決勝戦で OZZIE LEE HENDERSON と並ぶ 6 点を決めたフォファナ ママドゥ(左) ©Jason Halayko / Red Bull Content Pool

優勝した「HIU ZEROCKETS」のディフェンスの要、日影カイルは予選プールについて 「普段のゲームに比べて、点を取られることに対するプレッシャーが強いのがこの大会の特長。試合に勝っていても、そこが気になるので最後まで気が抜けない」とコメント。 キャプテンの佐藤マクファーレン優樹は「このチームで様々な経験をしてきましたので、こうして優勝できたことは言葉では表わせません。我々は Under Dog の集まりで、丁度世の中で 3 x 3 が盛り上がっている中、念願の世界に挑戦できるのは嬉しい反面、ここからやってやるぞという強い気持ちを持っています。日本で一番ハッスルしたんで世界でも一番ハッスルしたいです」と意気込みを語った。

■結果

・決勝 HIU ZEROCKETS 18 ‒ 13 ALL BLUE

・準決勝 ALL BLUE 18 ‒ 15 HACHINOHE DIME / HIU ZEROCKETS 18 ‒ 7 SHIBUYA FUTURES


HIU ZEROCKETS、右よりフォファナ ママドゥ、OZZIE LEE HENDERSON、 日影カイル、佐藤マクファーレン優樹 ©Jason Halayko / Red Bull Content Pool
ALL BLUE、右より大堀昭平、川内滉大、芳賀三四朗、仲西佑起 ©Jason Halayko / Red Bull Content Pool

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