<世界選手権日本代表選考合宿 日時:8月30日~9月2日 場所:新潟県・新発田市カルチャーセンター>9月1日、世界選手権の日本代表選考合宿は3日目が終了し、男女ともに決勝リーグの前半が終了した。総括写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリ…

<世界選手権日本代表選考合宿 日時:8月30日~9月2日 場所:新潟県・新発田市カルチャーセンター>

9月1日、世界選手権の日本代表選考合宿は3日目が終了し、男女ともに決勝リーグの前半が終了した。

総括




写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部

男子はここまで、宇田幸矢(明治大)が5戦5勝、それに続くように木造勇人(愛知工業大)、森薗政崇(BOBSON)が得点を重ねている。篠塚大登(愛工大名電高)は宇田や木造とフルゲームに及ぶ熱戦を繰り広げたが、惜しくも勝ち星を挙げることはできなかった。




写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

女子は早田ひな(日本生命)が木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)に3ゲームを取られ窮地に立たされるも、5ゲーム目のデュースを制すとそこから3ゲーム取り返し逆転勝利した。また、橋本帆乃香(ミキハウス)も同じく早田に逆転勝利している。

最終日見どころ




写真:木造勇人(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

男子は宇田が最も代表権に近い位置にいる。木造や森薗もその後を追って、代表権の獲得を目指す。また、上位選手と熱戦を繰り広げている篠塚や戸上隼輔(明治大)、及川瑞基(木下グループ)らも勝ち星を重ねて代表権を狙う。

注目は、木造と宇田にフルゲームまで迫った篠塚と森薗の試合、それから宇田と田中佑汰(愛知工業大)によるインカレ決勝の再戦にも目が離せない。




写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

女子は早田と芝田沙季(ミキハウス)が並び、そのあとを橋本帆乃香(ミキハウス)が追っている。注目は長﨑美柚(日本生命)が橋本と佐藤瞳(ミキハウス)との2試合を残していることだ。早田に勝利した橋本とカットマンに強い長﨑による、代表権をかけた熱戦が期待される。

男子 決勝リーグ途中経過

宇田幸矢(明治大学) 5勝0敗




写真:宇田幸矢(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

森薗政崇(BOBSON) 3勝2敗




写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部

篠塚大登(愛工大名電高校) 2勝3敗




写真:篠塚大登(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部

及川瑞基(木下グループ) 2勝3敗




写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

田中佑汰(愛知工業大学) 1勝4敗




写真:田中佑汰(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

平野友樹(協和キリン) 1勝4敗




写真:平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

戸上隼輔(明治大学) 2勝3敗




写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

木造勇人(愛知工業大学) 4勝1敗




写真:木造勇人(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

女子 予選リーグ結果

早田ひな(日本生命) 4勝1敗




写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

安藤みなみ(TOP 名古屋) 2勝3敗




写真:安藤みなみ(TOP名古屋)/撮影:ラリーズ編集部

大藤沙月(四天王寺高校) 1勝4敗




写真:大藤沙月(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

芝田沙季(ミキハウス) 4勝1敗




写真:芝田沙季(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

木原美悠(JOC エリートアカデミー/星槎) 2勝3敗




写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/撮影:ラリーズ編集部

長﨑美柚(日本生命) 2勝3敗




写真:長﨑美柚(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

橋本帆乃香(ミキハウス) 3勝2敗




写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

佐藤瞳(ミキハウス) 2勝3敗




写真:佐藤瞳(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

最終日 試合予定

10:00~ 男子

宇田幸矢 – 平野友樹
田中佑汰 – 戸上隼輔
及川瑞基 – 木造勇人
森薗政崇 – 篠塚大登

10:00~ 女子

佐藤瞳 – 長﨑美柚
木原美悠 – 橋本帆乃香
大藤沙月 – 早田ひな
芝田沙季 – 安藤みなみ

11:30~ 男子

宇田幸矢 – 田中佑汰
及川瑞基 – 平野友樹
篠塚大登 – 戸上隼輔
森薗政崇 – 木造勇人

11:30~ 女子

佐藤瞳 – 安藤みなみ
木原美悠 – 大藤沙月
長﨑美柚 – 橋本帆乃香
芝田沙季 – 早田ひな

*予選リーグで対戦した試合は決勝リーグでも持ち越されるため、決勝リーグは1人6試合となる。

世界選手権日本代表選考合宿とは

2021年11月23日からアメリカのヒューストンで行われる世界選手権個人戦の出場権をかけて、日本国内でトップクラスの実力を持つ選手が一堂に会する。男女シングルスではそれぞれ5名まで出場権を獲得することができ、男子3名、女子2名をこの選考合宿で決める。

この選考合宿には、アジア選手権選考会で10位に入った選手や、全日本ジュニアやインターハイ等で優勝した選手など男女各24名が出場する。予選で6名ごとのリーグ戦を行い、各リーグ上位2名が決勝リーグへと進む。決勝リーグに進んだ選手には、来年に開催が予定されている第1回Road to Paris選考会(パリ五輪の国内選考会)への出場権を得ることができる。

また、この選考合宿は有観客で行われる。開催地である新潟県の方を対象に各日350人を動員する。コロナ対策も徹底し、来場者には事前にチェックシートの記入が求められている。

文:ラリーズ編集部