アーセナルが現地時間8月31日、ボローニャから日本代表DF冨安健洋を獲得したことを発表した。クラブ公式サイトで伝えられ…

 アーセナルが現地時間8月31日、ボローニャから日本代表DF冨安健洋を獲得したことを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。トッテナム移籍が間近かと思われていたが、移籍市場最終日にアーセナル移籍が決定した。

■契約年数、背番号は?

 冨安の背番号は「18」に決定した。アーセナルのクラブ公式サイトでは「長期契約」とのみ記されており、具体的な契約期間の発表はない。だが米メディア『ESPN』などによると、冨安とアーセナルの契約期間は4年間になるという。

■最短デビューは?

 日本サッカー協会(JFA)は冨安が移籍交渉のために欧州に残り、日本代表が臨む2日のオマーン代表戦の3日前までに合流できないことを認めていた。アーセナルとの移籍が決定した冨安はこの後、日本代表に合流し7日の中国代表戦に臨むことになる。

 現在、英国では入国時に厳格な検疫や隔離措置を行う「レッドリスト」を定め、このレッドリストに含まれている国から英国に帰国する際に10日間のホテル検疫が必要となる。そのため、プレミアリーグはこのレッドリストに含まれる国への渡航する代表チームへの招集を拒否することを発表。

   また、日本と中国戦の開催地であるカタールはこのレッドリストには含まれておらず、リバプール南野拓実も含めて10日間のホテル検疫は必要なくなる。冨安と南野は代表からチームに合流後、すぐにプレミアリーグの試合に出場することが可能だ。

 代表ウィーク直後のアーセナルの試合は、ホームで行われる日本時間9月11日23:00キックオフのノリッジ・シティ戦だ。最短でのデビューは、この試合となる。英メディア『フットボール・ロンドン』も冨安のデビュー戦はノリッジ戦になるだろうと報じている。

 その後、アーセナルは同18日にアウェイでバーンリー、21日にホームでEFLカップ3回戦ウィンブルドン戦を控えている。いずれかの試合でデビューする可能性が高いだろう。

■ライバルとなるのは?

 やはり気になるのは、冨安のライバルとなる存在だ。冨安の主戦場であるセンターバックにはライバルが多い。まずは新加入のベン・ホワイトだ。開幕戦にいきなり先発出場したものの、新型コロナウイルス陽性のためその後の試合を欠場。順調に回復すれば、代表ウィーク明けには出場可能となるだろう。

 そのホワイトに代わってこれまでCBを務めているのがロブ・ホールディング。その相棒にはパブロ・マリだ。マリはここまでリーグ戦2試合に先発している。また、CBでは東京五輪前に膝を怪我し、現在はリザーブチームで調整しているガブリエウ・マガリャンイスも候補の1人である。

 冨安のオプションの一つである右サイドバックでは、セドリック・ソアレスがここ2試合に先発出場。開幕戦ではCBもこなすことができるカラム・チャンバースが右サイドバックで先発していた。

 いずれにせよ、厳しいポジション争いが待っているが、冨安にもチャンスがある。アーセナルは現在開幕3連敗。さらにここまで9失点とDFラインに不安を抱えている。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は冨安の加入が起爆剤になることを期待しているだろう。

 世界的な名門を蘇らせることができるか。冨安のプレーを楽しみに待ちたい。

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