アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月22日~4月2日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、2年の不在の後に今大会に戻ったロジャー・フェデラー(スイス)…
アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月22日~4月2日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、2年の不在の後に今大会に戻ったロジャー・フェデラー(スイス)が、予選勝者で19歳のフランシス・ティアフォー(アメリカ)を7-6(2) 6-3で倒した。
第4シードのフェデラーは1回戦が免除(BYE)され、この試合が初戦だった。 第1セットを通し、双方のプレーヤーが簡単にサービスをキープしたあと、フェデラーはタイブレークでほぼ完璧なプレーを見せてリードを奪い、その後、ティアフォーのグラウンドストロークはより不安定になった。 「フランシス(ティアフォー)とは、たぶん2回くらい練習でラリーをしたことがある。彼の持つパワー、爆発力、いかにしてスピードを生み出すかは目にした。サービスもいいし、ボールを早いタイミングでとらえているし、彼は恐れを知らないように見える」とフェデラーは言った。
「彼がこのような試合から多くを学んでいくよう願っている。彼はネクスト・ジェネレーション・キャンペーン(次世代のスター候補をATPが紹介するもの。ニック・キリオス、アレクサンダー・ズベレフ、ティアフォー、また日本の西岡良仁も14人のリストに含まれた)のほかの若手選手同様、彼は本当によい選手になるだろうと思う。彼らは互いに切磋琢磨し合っている」 故障による休止を経て復活したフェデラ―は、2005年と2006年にここマイアミで優勝した経験を持ち、今年の優勝候補の一角でもある。2017年の彼はここまで14勝1敗の成績を残し、全豪オープンでの18度目のグランドスラム・タイトルと、先週のインディアンウェルズ(ATP1000)のタイトルを勝ち獲っていた。
ATPマスターズ1000の大会で初めて第1シードとなったスタン・ワウリンカ(スイス)は、ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)に対する初戦を6-3 6-4で簡単に制した。ワウリンカは10度あった自分のサービスゲームでは、わずか13ポイントしか落とさなかった。(C)AP(テニスマガジン)