「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハード…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)に第4シードとして出場するカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が、コーチ不在の中で臨むことが明らかとなった。伊ニュースサイト UBI Tennisが報じている。【全米オープン特設サイト】錦織、ジョコビッチら出場!「全米オープン」試合結果、ドローなどまとめてお届け!

プリスコバのコーチを務めるドイツ人のサーシャ・バジンは、2019年の「全豪オープン」直後まで大坂なおみ(日本/日清食品)のコーチを務めており、その前はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のヒッティングパートナーを担当していた。そのバジンがアメリカに入国できないという事態が発生し、プリスコバは今シーズン最後のグランドスラムに向けて大きな打撃を受けることになった。

プリスコバの夫でマネジャーを務めるミハル・フルドリチカ氏によると、2020年のコロナ禍の中でバジンは必要以上に長くアメリカに滞在したことにより、今回の入国を認められなかったという。「彼はフロリダに家を持っており、あまり移動したくなかったのです。しかし、今年はそのせいで今もビザが取得できていません。私たちは尽力しましたが、今日に至るまで解決できていないのが現状です」

バジンの代わりにチェコのレオシュ・フリエドルが一時的にプリスコバのチームに加わることになった。彼はダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)と組んで2001年の「ウィンブルドン」で混合ダブルスのタイトルを獲得した元トップ20のダブルス選手だ。フリエドルは現在、男子ダブルスで世界14位のフィリップ・ポラセク(スロバキア)のコーチを務めている。

今シーズンここまでのプリスコバは30勝16敗。タイトルは手にしていないが、「WTA1000 ローマ」、「WTA1000 トロント」、そして「ウィンブルドン」で決勝進出を果たしている。「全米オープン」では2016年にアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に敗れて準優勝に終わった。グランドスラム初優勝を狙うプリスコバはさっそく大きなハンディを背負うことになったが、逆境を乗り越えて勝ち進んでもらいたい。

プリスコバは1回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する世界ランキング130位、19歳のキャサリン・マクナリー(アメリカ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真はプリスコバ(左)とバジンコーチ(右)

(Photo by Getty Images)