アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、エレナ・ベスニナ(ロシア)が、キャリア最大のタ…

 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、エレナ・ベスニナ(ロシア)が、キャリア最大のタイトルを勝ち獲ったわずか5日後、初戦で早くも敗退した。

 第13シードとして1回戦を免除(BYE)されていたベスニナは、ワイルドカード(主催者推薦)のアイラ・トムヤノビッチ(クロアチア)に6-3 4-6 5-7で敗れた。ベスニナは先週のインディアンウェルズの決勝で、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を倒して優勝していた。  一方、雨のために2日にまたがって行われた試合で、第6シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、クリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)に0-6 7-6(6) 6-4で挽回勝ちした。前夜に雨で試合が順延になったとき、ムグルッサは0-6 2-3の劣勢に立たされていた。  第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、日本の大坂なおみ(日清食品)を6-4 2-6 6-3で下した。第7シードのクズネツォワもマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)を6-2 6-2で下し、3回戦に進んだ。  また予選を勝ち上がった世界ランク111位のテイラー・タウンゼント(アメリカ)は、第25シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)を6-3 6-2で倒す殊勲をやってのけた。(C)AP(テニスマガジン)