早くも今週は8月最終週。新潟&小倉&札幌という夏の3場開催も、残すところあと2週となった。夏の帳尻は夏のうちに合わせ…

 早くも今週は8月最終週。新潟&小倉&札幌という夏の3場開催も、残すところあと2週となった。夏の帳尻は夏のうちに合わせておきたいものである。

 重賞開催は、土曜日に小倉でJ・GIIIの小倉サマーJ(障害3390m)。日曜日には新潟で新潟2歳S(GIII・芝1600m)、札幌でキーンランドC(GIII・芝1200m)が開催となっている。今週はこのなかからキーンランドCをデータから分析していこう。

 この夏は全国的に、急な降雨も多かった各場の競馬開催。目まぐるしく変わる馬場状態にてこずった方も多いのではないだろうか。札幌競馬場も週中までは降雨若干ありの天気予報。それでも日曜日メイン時には良馬場開催ができるものだと期待している。

1.どちらかといえば堅い決着の重賞レース?

「荒れる!」という夏のローカル重賞のイメージは強いが、先週の札幌記念に続き、このキーンランドCもどちらかというと堅い決着傾向のレースである。やはり夏重賞はハンデ戦ならば大きく荒れ、別定戦だとそこまでの波乱は起きないということだろう。

 過去10年でいうと、馬連で万馬券になったのは1回だけ。10倍以内に収まる3桁配当が3回、1000円台というのが4回ある。3連複では過去10年で、万馬券以上にならないほうが7割ということ。さすがに3連単になると10万円台以上が2回あるが、全体的に波乱狙いのほうがリスク高めという感じ。本命党の出番ということか?

2.やっぱり牝馬が強い?

 キーンランドCというと牝馬が勝っているイメージあり。

 昨年も牝馬エイティーンガール(当時4歳・5番人気)の勝利。3年前もナックビーナス(当時5歳・1番人気)が勝っていた。確かに過去10年で7回も牝馬が勝っている。

 馬券圏内30頭中、牝馬の占める頭数は17頭。牝馬は強い、が牡馬&セン馬もこないというワケじゃない。馬券としては単勝や1着づけに牝馬を狙うというのが正攻法のスタンスとなるかも…。今年も牝馬は5頭が出走。なかでも上位人気になりそうな牝馬、レイハリアやメイケイエールなどがアタマ狙い目となるのだろうか。

3.夏の北海道シリーズ経験馬が馬券に絡む?

 昨年のキーンランドCは、1着エイティーンガール、2着ライトオンキューで、ともに前走UHB賞(OP・札幌芝1200m)組(エイティーンガールは前走1番人気7着、ライトオンキューは2番人気1着)だった。

 やはり札幌&函館の連続開催でも後半戦に組まれているスプリント戦。秋に向けての初戦としての位置づけもあるが、やはり北海道シリーズでの総仕上げという使い方をしてくる馬も多い。ということで、過去10年の馬券圏内30頭中、19頭が前走札幌もしくは函館使いの馬たちが占めている(19年の前走函館スプリントS除外のダノンスマッシュも含む)。

 ただ前走UHB賞組なら悪くても9着以内。函館スプリントS組ならば3着以内というのが前例。それ以下だとけっこう厳しいという結果。今年、UHB賞組ならタイセイアベニール、カイザーメランジェ、ヒロイックアゲンまで。函館スプリントSならミッキーブリランテまでが圏内候補ということか?

4.タイム指数傾向から浮上する馬は?

 キーンランドCで軸馬として機能するタイプを、netkeibaオリジナルのタイム指数からみていこう。条件は4つで「5走平均値100以上」「距離値109以上」「コース値106以上」「前走値100以上」。4つすべてクリアしていれば堂々の軸馬。それがいなければ条件を一番持っている馬が軸馬候補になる。昨年は3項目をクリアしたライトオンキューが2着にきている。残念ながら今年は最高でも2項目までの馬しかいない。こうなると材料の少ない3歳勢が有利となってくる。

 総合すれば、今年は3歳牝馬メイケイエール、レイハリアが軸候補。相手にまずはミッキーブリランテ。穴ならばタイセイアベニール、カイザーメランジェ、ヒロイックアゲンを推しておく。
(netkeiba編集部)