クリス・リード記者「ショウヘイ・オオタニはフランツ・カフカのよう」 米大リーグで41本塁打を放ち、投手としても8勝を挙げ…
クリス・リード記者「ショウヘイ・オオタニはフランツ・カフカのよう」
米大リーグで41本塁打を放ち、投手としても8勝を挙げているエンゼルスの大谷翔平投手。その比較対象はついに野球界から消えてしまったのかもしれない。27日から2連戦を戦うパドレスの本拠地、サンディエゴの地元紙は20世紀の文学界の巨匠フランツ・カフカらの名前を挙げている。
「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は、クリス・リード記者の「ショウヘイ・オオタニはフランツ・カフカ、ポール・ロブソン、ヘディ・ラマーのよう 本当に」と題したコラムを掲載している。
「ショウヘイ・オオタニが打席とマウンドと走塁でやっていることは、野球界で前代未聞だ」とし、今季は本塁打と長打の数でリーグ首位に立ち、7月1日以降は投手でトップの成績を残していることを記した。
大谷はこれまで同じく二刀流選手だったベーブ・ルースが比較対象になってきたが、記事では時代が大きく異なると指摘。その上で「オオタニと類似する人物は野球から遠く離れたところにある」と主張した。
「多彩な能力を持つ『博学者』は前代未聞のことを成し遂げられると、ノースウェスタン大のブライアン・ウッツィ教授による科学紙の2つの大きな研究によって確認された」
大谷と共通する歴史上の偉人3人とは
複数の才能を持つ人間は、歴史を覆す力があると科学的に確認されていると説明。「誰もやったことがないことを成し遂げる博学者の力は、予想もしないところで起きている」と言及し、大谷と同じように複数の能力を発揮した歴史上の偉人を3人挙げた。
1人目は20世紀の文学界の巨匠フランツ・カフカ。保険会社の弁護士としても働き、産業界における労働者の安全保持に尽力し、ヘルメットを発明した。2人目は大学アメフト殿堂入りのポール・ロブソン。弁護士となった後にバスバリトン歌手、政治活動家として有名になった。
そして、3人目が女優として名を馳せたヘディ・ラマー。ハリウッドで数々の映画に出演したばかりか、Wi-Fiの技術にも取り入れられた技術「周波数ホッピング」を作った発明家としても知られた。
リード記者は、大谷が野球界ではなく、複数の才能を発揮した偉人に類似すると独自の主張を展開。地元のファンにその功績を伝えた。敵地であるサンディエゴの地元記者がここまで称賛する記事を展開するのは異例といえる。
打っては50本塁打、投げては10勝の期待がかかる今シーズン。大谷の存在はまさに歴史的なものになりつつある。(THE ANSWER編集部)