エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)に敵地で行われたオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1…
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)に敵地で行われたオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で先頭打者弾となる41号を放ち、この日は2打数1安打2四球で打率は2割6分9厘。この日の5回の第3打席で日米プロ9年目にして初の規定打席に達した。
初回先頭打者で迎えた第1打席、1ストライクからの2球目、大谷は左腕・エイキンの甘く入ったカーブを見逃さなかった。思い切って振りぬいた打球は右翼席上段の観客席へ高々と上がる「ムーンショット」に。一見外野フライにも思える打球を規格外のパワーで本塁打にしたとあって、SNS上では「目覚めの一発!」「異次元すぎる!」など、大興奮となった。これでア・リーグ全球場で本塁打をマーク、7試合ぶりとなる一発で本塁打争いを繰り広げるゲレーロJr.(ブルージェイズ)にも5本差をつけた。
今回の遠征地であるボルティモアはベーブ・ルース生誕の地としても知られる。二刀流の先輩にもその活躍を知らしめた。
「スーパーマンぶり」も健在だった。大谷は「登板翌日の試合で打つ」。二刀流翌日の試合はここまで7ホーマーを記録していた。しかも前日の試合は高温多湿な環境で序盤から疲れが見えていたこともあり、5回4失点で降板していた。「翔平は投げたがっていたが、翌日のゲームもあったので止めた」とマドン監督。前日のナイターから一転この日はデーゲームだったが、約半日経過後の第1打席で特大ホームランを放つのだから、その超人ぶりには驚きしかない。
シーズンも終盤にさしかかり、二刀流として投打にわたって、チームに貢献しているがさらなるフル回転を求められる可能性も出てきた。チームはここにきて、先発右腕のバンディが右肩痛で10日間の負傷者リスト入り、先発左腕のデトマーズも同リストに入った。シーズン終盤にきてブルペンの台所事情が一気に苦しくなったことで、現在は主に中6日で登板している大谷の登板間隔が詰められる可能性も浮上している。
この点について大谷は「それはチームの方針次第かなと思うので。いけ、と言われたら、もちろんいきたいなと思いますし、ただ野手も少ないですし、レギュラー陣もみんな怪我でいないので。もちろん打撃でもしっかり出ないといけないので。そこのさじ加減は任せています」とマドン監督の指示に従うと答えた。
野手では復帰が期待される主砲のトラウトがまだメドが立たず、レンドンも今季絶望となっている中で投打にわたって大谷への負担がどうしても大きくなっている。何よりも大谷の大きな目的はメジャー4年目にして初の二刀流フルシーズンとして、しっかりゴールテープを切れるか、どうかにある。これまでも細かいケアで目配りしてきたマドン監督の采配にもこれまで以上に注目が集まりそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
大谷41号!一見フライでもスタンドインする大谷の打球に隠された秘密とは
移籍から1週間、球界に「ノーモア中田」の動き広がるか
甲子園のスターに高すぎた「プロの壁」、活躍を見たかった高卒ドラフト1位の男たち