今季初のクレーコートのビッグトーナメント、「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/4月16~23日/モナコ・モンテカルロ/賞金総額427万3775ユーロ)の出場選手リストに名を連ねていないのは、トップ10プレーヤーの中…

 今季初のクレーコートのビッグトーナメント、「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/4月16~23日/モナコ・モンテカルロ/賞金総額427万3775ユーロ)の出場選手リストに名を連ねていないのは、トップ10プレーヤーの中でロジャー・フェデラー(スイス)と錦織圭(日本/日清食品)だけである。

 木曜日に大会主催者が出場選手を発表した。  世界6位のフェデラーはマイアミ(ATP1000)のあとに決めると言って、まだクレーコート・シーズンでの完全なスケジュールを発表していない。  元世界1位のフェデラーは、1月の全豪オープンで18度目のグランドスラム・タイトルをつかみ、先週のインディアンウェルズ(ATP1000)では、大会最多タイとなる5度目のタイトルを獲得した。彼は複数の故障のため、昨シーズンの大部分でツアーから離れることを余儀なくされていた。  モンテカルロの大会ディレクターであるゼリコ・フラヌロビッチは、フェデラーと世界4位の錦織が、最終的に出場を決めるよう変わらず願っている、と言っている。

 錦織が発表している2017年前半のスケジュールによると、マイアミ(ATP1000/ハードコート)のあとは、4月後半のバルセロナ(ATP500/クレーコート)、5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)、ローマ(ATP1000/クレーコート)、そして全仏オープンへ向かう予定となっている。

 モンテカルロはATP1000だが、トップ30選手に対する出場義務大会からは除外されている。(C)AP(テニスマガジン)