巨人の正捕手争いが激しさを増している。24日の広島戦で注目を集めたのは、プロ4年目の大城卓三捕手(28)の攻守にわたっ…

 巨人の正捕手争いが激しさを増している。24日の広島戦で注目を集めたのは、プロ4年目の大城卓三捕手(28)の攻守にわたっての奮闘だ。

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 1―1の4回に決勝の10号ソロを放つと、7回にも11号ソロをマーク。自身初の2打席連続本塁打でチームを勝利に導いた。自身も目標としていた、巨人の捕手としては阿部慎之助以来となる2桁本塁打を記録。守っては先発のメルセデスをテンポ良く投げさせ、7回3安打1失点で7勝目を挙げさせるなど、攻守にわたって存在感を発揮した。

 これには原監督も「大きな潜在能力を持っている。彼流の『なんくるないさ』という感じでね、野球に取り組んでいるのが、時に強さにも見えて、時に欲のなさにも見える」と独特の言い回しながら、その活躍をたたえた。チームにとっても、最近は得点力不足に悩まされているとあって、阿部以来となる「打てる捕手」の台頭は願ってもないことだろう。

 となれば気になるのは正捕手争いを繰り広げる小林の存在だ。従来から強肩とリードのたくみさは認められながらも今季も長年の課題とされる打撃の調子が上向かない。ときには原監督の直接指導なども受けながら、打撃向上に努めているが、今季はここまで31試合に出場し、25打数3安打0本塁打、打率1割2分(24日現在)と不振にあえいでいる。プロ4年目となる大城が打撃、リード双方で成長を見せる中、このままでは正捕手の座も厳しい。

 そんな中、ファン間で注目を集めているのは、小林の本塁打の少なさ。2014年からの8シーズンで通算14ホーマーとこのままでいくと、現在11本の大城が今シーズンの本塁打数だけで、小林の通算記録を超える可能性も十分に出てきた。これには「小林、頑張れ!」や「大城が(通算記録を)今年中に超えてしまうのでは?」とSNS上でも注目する声が上がっている。

 もちろん捕手としての本業はいかに投手に勝ち星をつけさせるかにある。ただこの点でも単調なリードが課題とされた大城も「最近は両サイドを広く使えるようになってきた。試合序盤と2回り目以降は配球を変えて狙い球を絞らせないなどの工夫も取れるようになってきた。元々、体の強さには定評があり、故障がちな小林に代わって、ケガさえなければ、正捕手に定着することは十分考えられる」(球界関係者)と評価はうなぎ上り。

 正捕手を争う小林は巻き返しを図れるか。まずは26日に復帰する予定のエース・菅野とのバッテリー、「スガコバ」でチームに勝利をもたらす投球を見せられるかが試金石となりそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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