メジャーリーグ・サッカー(MLS)で1人の選手の素晴らしい判断からゴールが生まれた。 DCユナイテッドは22日、MLS第16節でアトランタ・ユナイテッドとホームで対戦。前半を0-1のビハインドで折り返す。 後半開始からペルー代表FWヨルディ…

メジャーリーグ・サッカー(MLS)で1人の選手の素晴らしい判断からゴールが生まれた。

DCユナイテッドは22日、MLS第16節でアトランタ・ユナイテッドとホームで対戦。前半を0-1のビハインドで折り返す。

後半開始からペルー代表FWヨルディ・レイナを投入すると、54分には敵陣左サイドの深い位置でFKのチャンスを得る。

ゴールまでの角度がない中、アトランタのGKブラッド・グザンは味方ディフェンスへ指示を出す。一方のDCユナイテッドも選手たちが前線に集まりはじめ、ボールのもとには、ポジションについてレイナと、MFジュリアン・グレッセルが向かう。

誰もが味方に合わせるボールを蹴ると思っていた次の瞬間、レイナが助走の態勢に入る。まポイントに向かっている途中だったグレッセルも手を広げて待つようにアピールしたが、レイナのキックは、指示のために少し前に出ていたGKグザンの頭上を越え、クロスバーに直撃してゴールネットに吸い込まれていった。

このゴールはMLSの公式ツイッターが「パーフェクト!」と伝えたほか、『ESPN』のペルー語版ツイッターも「天才だ!ほとんど不可能な角度から決めた」とレイナの判断を称賛。DCユナイテッドは1-2で敗れたものの、見事なFKだった。

【動画】味方にも知らせず…相手GKの意表を突くフリーキックが決まる!

Set piece perfection from Yordy Reyna! pic.twitter.com/p5ID79kfLT

— Major League Soccer (@MLS) August 22, 2021