いよいよ幕を開けた東京2020パラリンピック競技大会!楽しみ方がいまいち分からない! という方。まずは、自分と同じ出身地の選手を応援しませんか? ここでは各地域の選手をピックアップして紹介します。<北海道・東北代表>日本で獲れるお米の約30…

いよいよ幕を開けた東京2020パラリンピック競技大会!

楽しみ方がいまいち分からない! という方。まずは、自分と同じ出身地の選手を応援しませんか? ここでは各地域の選手をピックアップして紹介します。

<北海道・東北代表>

日本で獲れるお米の約30%を占める東北地方。冬季競技メダリストでもある太田渉子は、スキーの選手時代から、海外遠征には必ずお米を持参し、どんなときも普段と変わらない食事ができるように準備。とくに「つや姫」がお気に入り。山形県出身らしく、帰省の際に食べたいものは、おばあちゃんが作った芋煮だそう。

<関東甲信越代表>

甲府盆地有する山梨県はフルーツ王国! 鈴木徹選手の実家でもぶどうとサクランボを育てており、畑が遊び場だったそうで「僕の能力は畑で育成された」と言うほど。さらに、富士山に近い山梨はミネラルウォーターの採水地としても有名で、「選手村などで飲める水も地元の水かも?」と教えてくれました!

パラ陸上界のパイオニア鈴木徹(写真はリオ2016パラリンピック) photo by X-1
<東海代表>

30歳まで西尾市で暮らしていたという市川友美選手は、根っからの“アウトドア”スポーツ好き。夏は海、冬はスキー場で働きながらサーフィンとスノーボードをしていたというほど。そんなおすすめビュースポットは県のほぼ中央を流れる矢作川。帰省の折には、愛知の名物と言われるウナギを食すそうです。

初出場のボート・市川友美(写真はアジア・オセアニア大陸予選)photo by X-1
<関西代表>

オリックスバッファローズの大ファンで、子どもの頃、2015年に他界した父とともに(近鉄の本拠地だった)藤井寺球場によく通っていたという上山友裕選手。今年6月には、大阪の街を明るくすることに貢献した地元のヒーローとして、始球式にも登板。ファンの皆さんから盛大な拍手で送り出されたんだとか。

アーチェリーでメダルを狙う上山友裕(写真はJPAF杯 )photo by X-1
<中国・四国代表>

趣味は「釣り」。車いすラグビーの主将・池透暢選手は、カツオやお酒が有名な高知で生まれ、現在も高知在住。2016年にリオパラリンピック後に県スポーツ特別栄誉賞を受賞。今では街中でも「パラリンピックがんばってね」と声をかけられるようになり、東京パラリンピックでは、地元の子どもたちに金メダルを見せに行く約束をしているんだそう。

<九州・沖縄代表>

生まれ育った沖縄を拠点に活動する喜納翼選手。幼いときから何気なく食べていたのが「沖縄そば」。関東から来沖したチームメートと沖縄そば屋さんを回ったのがきっかけで好きになったとか。もちろん(?)ステーキも好きだそう。地方紙やテレビの取材も多く、「地域密着感がすごい」のが沖縄。東京オリンピックの空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒選手と番組で一緒になることも多いんですって!

沖縄県出身の車いすマラソン選手 喜納翼(写真は2020年12月のインタビュー)photo by X-1

調べていくといろいろな発見があるのがパラスポーツの醍醐味といえるかもしれません。パラサポWEBを活用して観戦を楽しんでください!

text by TEAM A

key visual by Getty Images Sport