夏競馬はいよいよ終盤戦へ…。新潟・札幌・小倉競馬場の3場開催も、残すところあと2週となりました。今週、日曜日の重賞は…

 夏競馬はいよいよ終盤戦へ…。新潟・札幌・小倉競馬場の3場開催も、残すところあと2週となりました。今週、日曜日の重賞は、新潟で新潟2歳S(GIII・芝1600m)、札幌ではキーンランドC(GIII・芝1200m)が行われます。

 今週は2重賞のうち、ここでデビューの出走馬もいてデータ不足が懸念される新潟2歳Sではなく、芝のスプリント戦キーンランドCをピックアップ。オリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。

 ご存じのようにキーンランドCは芝1200m戦。短距離を狙う馬たちにとっては、この後の9月初旬のセントウルS(GII・中京・芝1200m)や、10月スプリンターズS(GI・中山・芝1200m)へと続く大事な一戦。2年前のタワーオブロンドンのように、キーンランドC2着から、セントウルSとスプリンターズSを連覇したりもするわけです。

 今年の登録メンバーは、現時点で18頭。人気の中心は3歳勢になりそうです。まずは前走桜花賞(18着)以来、約4か月ぶりの出走となるメイケイエール(牝3・栗東・武英厩舎)。すでに重賞3勝(小倉2歳S・ファンタジーS・チューリップ賞)もしている実績馬。安定しない気性面が改善されているか。

 もう1頭は、前走重賞の葵S(中京・芝1200m)で1着のレイハリア(牝3・美浦・田島厩舎)です。そのレースでの2着は、先週末の北九州記念(GIII・小倉・芝1200m)で見事1着になっているヨカヨカ。同馬の好走で評価も上がるはずです。

 さらには前走、札幌開催の函館スプリントS(GIII・札幌・芝1200m)で3着しているミッキーブリランテ(牡5・栗東・矢作厩舎)。久々の出走ながら昨年の高松宮記念(GI・中京・芝1200m)で3着しているダイアトニック(牡6・栗東・安田隆厩舎)。昨年の勝ち馬エイティーンガール(牝5・栗東・飯田祐厩舎)など、スピード自慢の馬たちが今年も揃いました。

【netkeibaAIはまさかの激穴を本命候補に指名】

 その中で、まだ枠順や当日の馬場状態予測が反映されていないものとなりますが、netkeibaAIが導き出した激走注目馬は、シュウジ(牡8・栗東・昆厩舎)でした。

 同馬は、これまで40戦5勝[5-5-6-24]。父キンシャサノキセキ、母父キングマンボ。16年の阪神カップ(GII・芝1400m)を制覇するなど、かつてスプリント戦線で活躍していた8歳の古豪です。キーンランドCでも過去3度の出走(16・17・19年)がありますが、着順は2着、13着、13着と振るっていません。

 実際、昨年から使っているのはダート戦のみ。今年1月のジャニュアリーS(中山・ダート1200m)3着以来、約7か月ぶりのレースとなります。ただそのときは59キロを背負っての結果。すっかり斤量を背負わされるイメージがありますが、今回は別定戦で57キロになるのは好材料といえるでしょう。

 また芝のレースとなると19年の阪神C以来となりますが、前走からの間に昆貢厩舎へ転厩しているシュウジ。昆厩舎は長期休養明けの調整巧者なのもプラスになりそう。いずれにしてもこの馬が馬券に絡めば、高配当は必至です。

 最終結論は、馬場状態、枠順、調教などの材料確定後となりますが、それはまた週末に。難しい夏競馬の検討材料のひとつにAIジャッジを加えてみるのはいかがでしょうか。