今日開幕のパラリンピックへ、東京五輪をプレーバック 東京パラリンピックはいよいよ今日24日に開幕する。東京五輪では、日本勢は史上最多となる計58個のメダルを獲得。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を…
今日開幕のパラリンピックへ、東京五輪をプレーバック
東京パラリンピックはいよいよ今日24日に開幕する。東京五輪では、日本勢は史上最多となる計58個のメダルを獲得。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を回顧する。今回は陸上・十種競技を戦い抜いた21人が、競技終了後にトラック上で撮影した粋な集合写真だ。東京五輪英語版公式インスタグラムが紹介すると、「美しい」「この写真は素敵だ」と感動を呼んでいた。
成績も国籍も関係ない。感動的な1枚だった。5日まで2日間に渡って行われた十種競技。「キング・オブ・アスリート」を決めるといわれる超過酷な10種目を戦い抜いた21人が、トラックで五輪マークが描かれた箇所のコース上に寝転んでいる。
金メダルのダミアン・ワーナー(カナダ)を中心に、両サイドに銀メダルのケビン・マイヤー(フランス)と銅メダルのアシュリー・モロニー(豪州)が国旗を広げ、その周りには18人の選手たちが裸になったり靴を脱いだりして並び、くっついて横になる。戦い抜いた表情はみな笑顔でガッツポーズ。それを真上の高い場所から撮影した。なんともピースフルな写真だ。
十種競技といえば、過酷であるがゆえに競技後は戦い抜いた選手たちが友好的に称え合うことで知られる種目。それを象徴するような1枚を「私たちは#UnitedByEmotion」と紹介すると、海外ファンからは「美しい」「この写真は素敵だ」「私のスーパーヒーローたち」「なんて素晴らしい瞬間」「大好きだ」「私たちはファミリー」「スポーツの美しいところ」などと感動の声が上がっていた。
東京五輪では、熱戦を終えた各国の選手が互いを称えるシーンも多く見られた。今日開幕するパラリンピックでも、こうした選手間のやりとりが見どころの一つとなる。(THE ANSWER編集部)