【明治安田J1リーグ 第25節 柏レイソルvsサガン鳥栖 2021年8月21日 19:03キックオフ】 前半、クリスティ…
【明治安田J1リーグ 第25節 柏レイソルvsサガン鳥栖 2021年8月21日 19:03キックオフ】
前半、クリスティアーノのゴールで1点差とした柏ではあったものの、内容では鳥栖が完全に上回っていた。それは完敗に近い中でも鋭いプレスで存在感を放っていた瀬川祐輔が試合後に「相手の距離感が良くて、なかなか奪いどころがハッキリしなかった」と評すほどだった。
しっかりパスを繋いで試合をコントロールする、という部分が鳥栖のベースにあるのは変わらないが、この試合ではそれに加えてロングボールを効果的に使うことが多かった。
金明輝監督は「我々はポゼッションや細かいパス回しにこだわっていない。試合に勝つことにこだわっている」とその様子を振り返っている。その中で「相手がマンツーマンで奪いに来るのに適応したサッカー」が「相手にスペースがあったので、背後をロングボールで突く」というものになったとし、それは「選手たちの判断」だったと明かした。
■鳥栖の選手陣は好調
自分たちの戦い方というものを持ちつつ、相手に合わせて調整していく。この試合で2ゴールを記録した小屋松知哉は「判断や、味方を使いながらボールをコントロールしてみんなでやっていくというところ。サッカーインテリジェンスという部分で成長できたと思う」と鳥栖での成長の実感を口にしたが、チーム全体がそうなのだろう。松岡大起と林大地という2人の中心選手が移籍したが、今の鳥栖は誰が試合に出てもそれぞれが自分の良さを出し、それが全体の良さに繋がるチームになっている。
この夏に鹿島から鳥栖へ加入した小泉慶もそうだ。試合後に「勝つために、ワンプレーワンプレーどうすればいいかを常に考えながらやっていきたい」と語った彼は、この試合では監督が「替えが利かない」と評する飯野七聖に代わって右サイドで起用された。
縦に突き進む飯野とは異なり、攻撃では低い位置でボールを受けてスペースに送り、守備では積極的に前へ出て、というプレーをした背番号37は、ペナルティエリア近くの混戦で先制ゴールとなるフリーキックを獲得し、2点目では一連の流れのスイッチを入れる縦パスを出し、と得点にも絡んだ。