元世界ランキング19位のバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)が、ドーピング…

元世界ランキング19位のバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)が、ドーピング防止規則違反によりITF(国際テニス連盟)から出場停止処分を科されたことが明らかとなった。英BBCが報じている。【関連記事】メルドニウム陽性のレプチェンコが無罪に

35歳のレプチェンコは、7月に出場した「WTA250 ブタペスト」で薬物検査を受けた際、アドラフィニルとモダフィニルという、いずれも世界アンチ・ドーピング機構(WADA)に禁止されている薬物に対する陽性反応を示した。レプチェンコには8月9日に事前の通達が出され、8月19日から暫定的な出場停止処分となった。

ITFによれば、レプチェンコには独立機関の審判団を通して今回の処分に異議を申し立てる権利があるが、それを行使していないとのこと。

レプチェンコがドーピング問題に見舞われるのはこれが初めてではない。2016年にはメルドニウムという、通常は心臓疾患の治療薬として使用される薬(別名ミルドロネート)で4度陽性と判定されたが、摂取した時期はそれが禁止となる2016年1月1日よりも前だったと判断され、無罪となっていた。

レプチェンコはもともとの国籍はウズベキスタンだが2007年、10代の頃から暮らすアメリカの国籍を取得し、アメリカ代表選手として2012年「ロンドンオリンピック」などに出場している。現在は124位にまで順位を落としているが、今月頭には第4シードで臨んだ「WTA125 チャールストン」で優勝を飾った。今後の続報に注目したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全豪オープン」でのもの

(Photo by Andy Cheung/Getty Images)