2017年の「全米オープン」女王、スローン・スティーブンス(アメリカ)がアメリカの女性向けのフィットネスマガジンShap…

2017年の「全米オープン」女王、スローン・スティーブンス(アメリカ)がアメリカの女性向けのフィットネスマガジンShapeのデジタル版の表紙に登場。インタビューで、若い世代のロールモデルであることの重要性を語っている。【写真】雑誌の表紙を飾るスティーブンス

ピンクのビスチェにシルバーのパンツ、クリアな素材に落書きしたようなジャケットを羽織ったスタイルで表紙を飾ったスティーブンス。“世界を動かす女性”であることの重要性について尋ねられ、「自分のプラットフォームを利用して、誰かに刺激を与えたり、最高の自分になれるように勇気づけたりできる」と回答。

スティーブンスは、2013年に自身の財団を設立。健康的なライフスタイルや活動に焦点を当て、テニスと教育を通して、若者が有望な未来を築く手助けをしている。「私は何かをする前に、いつも子どもたちのことを考えるの。私がやったことを見聞きした時、その子たちはインスピレーションを感じるかしら?その子たちの両親は、私のプログラムに子どもが参加していることを誇りに思うかしら?ってね。私にとって表現は最も重要なこと。自分たちとそう変わらなく見えるけど、素晴らしいことをするポジティブなロールモデルを持つことが、若者にとって重要なんだと思う。特に黒人の女の子にはね」と、彼女にとってコート外で最も重要な役割への姿勢を明かした。

また、スティーブンスはメディアでの女性の語られ方についても言及。「女性には、特に外見に関して非常に大きなプレッシャーがあるし、的確なロールモデルを見つけることがなかなか難しいと思うの。少しずつ良くなっているようけど、この議論がこれからも続いていくことを期待しているわ」と話し、自分が経験してきたことも踏まえて、スティーブンス自身が若い世代のロールモデル、変化のきっかけとなれるように活動する理由とした。

そんなスティーブンスといえば、「全仏オープン」で大坂なおみ(日本/日清食品)がメンタルヘルスの大切さを訴えた時に彼女を支持していた一人でもある。この問題については以下のように語った。「メディア対応は私たちの仕事の一つであり、報道されるおかげでテニスは世界的なスポーツとなっている。でも、そこには思いやりの精神があるべきだわ。人はそれぞれ違うものだし、気分も日によって異なるものだから。アスリートも何よりもまず人間であって、彼らが何かを感じるのは普通のことだもの」

コートでの活躍はもちろんのこと、コート外のことにも積極的に発言しているスティーブンス。これからもっと多くの雑誌の表紙を飾ることになりそうな彼女から目が離せない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「マイアミ・オープン」で優勝を飾ったスティーブンス

(Photo by AP Foto/Lynne Sladky)