第89回選抜高校野球大会第3日は22日、1回戦で福岡大大濠(福岡)が創志学園(岡山)を6-3で下し、4度目の出場で初勝利を飾った。8番・樺嶋竜太郎左翼手(2年)が2打席連発を含む3安打3打点と大暴れした。■エース・三浦が3失点完投、創志学園…

第89回選抜高校野球大会第3日は22日、1回戦で福岡大大濠(福岡)が創志学園(岡山)を6-3で下し、4度目の出場で初勝利を飾った。8番・樺嶋竜太郎左翼手(2年)が2打席連発を含む3安打3打点と大暴れした。

■エース・三浦が3失点完投、創志学園を撃破

 第89回選抜高校野球大会第3日は22日、1回戦で福岡大大濠(福岡)が創志学園(岡山)を6-3で下し、4度目の出場で初勝利を飾った。8番・樺嶋竜太郎左翼手(2年)が2打席連発を含む3安打3打点と大暴れした。

 2回2死二塁、樺嶋は創志学園の左腕・秋山竜彦のスライダーを振り抜き、甲子園初打席で先制2ラン。4-0とリードした4回1死から今度は右腕・難波侑平のストレートをとらえ、再び左翼席へ2打席連発のソロを放った。7回先頭の第3打席は遊撃内野安打を放ち、第4打席は四球と全打席出塁。「恐怖の8番打者」として存在感を発揮した。

 投げてはエース・三浦銀二が3失点完投でリードを守り抜いた。

 福岡大大濠は夏は出場3大会すべて初戦突破しているが、春は84年の初出場以来、すべて初戦敗退。4度目の出場にして初勝利を飾った。