J1リーグ第25節 ヴィッセル神戸―鹿島アントラーズ 8月21日(土)|18:00 ノエビスタジアム神戸 J1の状況が変…

J1リーグ第25節 ヴィッセル神戸鹿島アントラーズ
8月21日(土)|18:00 ノエビスタジアム神戸

 J1の状況が変わろうとしている。ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズによる「勝ち点41」同士の直接対決は、その状況に新たな局面をもたらす一戦となる。
 川崎フロンターレの独走態勢に変化がみられる。2位横浜F・マリノスとの差が勝ち点6にまで縮まったのだ。
 リーグ上位の風景は、1強独走から2強のレースへと変化しようとしている。横浜FMと3位の差は、勝ち点15に開いているのだ。
 2強の神奈川勢を追うのが、鹿島や神戸だ。4位のサガン鳥栖とともに、勝ち点41で3チームが並んでいる。
 一方で、勝ち点1差で名古屋グランパス、さらに2ポイント差で浦和レッズが追随と、少し勝ち点を落とすだけで次の集団に追い越されかねない危うい状況になっている。
 ACL出場権争いだけではなく、2強に肉薄して、さらにはその先へ―。勝負を挑む権利を争う一戦となる。

■ヴィッセル神戸

5位  勝ち点41 11勝8分4敗 36得点23失点 得失点差13

【出場停止】サンペール

【直近5試合結果】
天●0-1 名古屋(A)
L●1-2 柏(H)
L○2-1 G大阪(A)
L△1-1 C大阪(A)
天○1-0 徳島(H)

【通算対戦成績】
H 25試合・ 5勝3分17敗
A 27試合・ 7勝6分14敗
計 52試合・12勝9分31敗

【直近対戦成績】
2021年 4月24日 J1第11節 △1-1(A)
2020年10月21日 J1第33節 ●1-3(H)
2020年 8月16日 J1第10節 △2-2(A)
2021年10月21日 天皇杯決勝  ○2-0(H)
2020年 8月16日 J1第33節 ○3-1(A)

【今節のみどころ】
 背番号9から11までが一新された。大迫勇也に続き、武藤嘉紀、ボージャン・クルキッチと、欧州での経験豊富なFWたちに、レギュラーナンバーが与えられたのだ。
 一方で、来る者あれば、去る者あり。スコットランドへと羽ばたいた古橋亨梧のみならず、藤本憲明清水エスパルスへ期限付き移籍し、アユブ・マシカとは契約を解除した。武藤は練習に合流したが、新加入FWがまだ試合に出られない現状では、チームの攻撃力が低下した感が否めないのだ。
 個の力がある選手を並べたからといって、すべてが解決するわけではない。優れた選手がさらに輝けるような組織が必要とされる。
 この鹿島戦では、新戦力がおいそれとレギュラーの座を奪えないほどの、攻撃陣を輝かせるプレーが求められている。

■鹿島アントラーズ

3位  勝ち点41 12勝5分7敗 40得点24失点 得失点差16

【出場停止】なし

【直近5試合結果】
天○3-1 長崎(H)
L○3-0 徳島(H)
L○2-1 湘南(A)
L○1-0 G大阪(A)
L●1-2 柏(A)

【通算対戦成績】
H 27試合・14勝6分 7敗
A 25試合・17勝3分 5敗
計 52試合・31勝9分12敗

【直近対戦成績】
2021年 4月24日 J1第11節 △1-1(H)
2020年10月21日 J1第33節 ●3-1(A)
2020年 8月16日 J1第10節 △2-2(H)
2021年10月21日 天皇杯決勝  ●0-2(A)
2020年 8月16日 J1第33節 ●1-3(H)

【今節のみどころ】
 リーグ戦再開後も勝利を重ね、ミッドウィークの天皇杯でも逆転勝利。チームが勢いづいてきた印象だ。
 その流れに乗りたい選手がいる。東京五輪から戻ってきた上田綺世だ。大会前の負傷もあり、得点に絡む仕事を果たしたものの、オリンピックの舞台では自身無得点に終わった。
 少しずつ調子を取り戻させる方針かもしれないが、チーム合流後は天皇杯でも先発がない。U-24日本代表での活動も含めて、ハットトリックした6月16日の天皇杯2回戦を最後に、ゴールの感触も遠ざかっている。
 3位に浮上したものの、ACL出場権をめぐるレースは混沌としている。抜け出しつつある2強を追撃するためにも、チームをさらに後押しする背番号18のゴールが必要だ。

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