ラツィオは19日、ローマから元スペイン代表FWペドロ(34)を獲得したことを発表した。背番号は9番に決定している。 移籍…

ラツィオは19日、ローマから元スペイン代表FWペドロ(34)を獲得したことを発表した。背番号は9番に決定している。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、契約期間は2023年までの2年。ローマとは2023年まで契約を残していたものの、無償移籍となるようだ。

バルセロナのラ・マシア出身であるペドロは、これまでバルセロナやチェルシーで主軸の座を掴み、数多くのタイトル獲得に貢献してきた。2020年夏にチェルシーからローマへ加入すると、開幕からの7試合で3ゴール3アシストの成績を残すなど活躍。その後は負傷もあり序列は低下したが、それでも公式戦40試合出場6ゴール7アシストの成績を残した。

しかし、今シーズンからチームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、チームの世代交代を意識する中、ペドロを構想外とみなして元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレらと共に今夏のプレシーズントレーニングから除外していた。

今シーズンからラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督とはチェルシー時代の師弟関係。指揮官は自身の戦術に適応できる選手を探していたようだ。

なお、ローマとラツィオはイタリア屈指のローカルライバルとして知られており、直近では過去にラツィオに在籍したセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ(現インテル)がマンチェスター・シティを挟んでローマに加入したものの、ここ数十年に渡って主力クラスで直接移籍した選手はいない。

それだけに禁断の移籍と言えるが、コロナ禍においてペドロの高額年俸を節約したいローマが譲歩する形で今回の異例の移籍が実現したようだ。