テニスの元世界王者アンディ・マレー(イギリス)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した「ATP1000 シンシナティ…
テニスの元世界王者アンディ・マレー(イギリス)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月15日~8月22日/ハードコート)初戦では、元世界ランキング7位のリシャール・ガスケ(フランス)にストレート勝利を挙げたが、2回戦で第9シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-7(4)、3-6で敗退。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数メディアが報じた。【ドロー表】チチパス、メドベージェフら出場!「ATP1000 シンシナティ」
この2回戦で、マレーのファーストサーブのポイント取得率は81%、ブレークされたのは2回だけだったが、フルカチュにはその2回で十分だった。だが敗戦にも関わらず、マレーは身体的に問題なく戦えていること、プレーの質が向上していることに自信を持っている。どちらも2度の腰の手術や今年に入ってからの腹筋の問題をくぐり抜けてきたマレーには、喜ばしい手応えだった。
「今週はかなり前進できたと思っている。“ウィンブルドン”を含むグラスコートシーズンよりずっといいプレーができた」とマレー。「北米のハードコートシーズンは体にはきついのに不調はない。長いラリーの後には少し疲れは感じたけど、どこかが痛いとか、不快な感じはないよ。それより大きなことは、大事な場面での決断だ。例えば第1セット5-4のセットポイントでミスをしたり、第2セットとタイブレークで何度かネットに出たりしたことは、ちょっと後悔してる」
マレーは来週の「ATP250 ウィンストンセーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月22日~8月28日/ハードコート)に出場するかどうかはまだ決めていない。もし出場しなければ、次の大会は「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)だ。
その他の結果は、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)はワシントンDC準優勝の世界64位マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)はアメリカ期待の21歳セバスチャン・コルダ(アメリカ)に、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は最近めきめきと力をつけてきている世界46位のロイド・ハリス(南アフリカ)に、そして第7シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)はラッキールーザーの世界59位ドミニク・コプファー(ドイツ)に、いずれもストレート勝利。
また第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は元全米王者マリン・チリッチ(クロアチア)に、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)はトロント準優勝のライリー・オペルカ(アメリカ)に、それぞれフルセット勝利でベスト16進出を決めた。
前日に行われた2回戦では、世界50位の「奇人」ブノワ・ペール(フランス)が第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を破る番狂わせを演じ、「ウィンブルドン」準優勝後に怪我のため「東京オリンピック」を欠場した第5シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、世界49位のアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を相手にフルセットと苦しみながらも25本ものサービスエースを決めてベスト16に進出している。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」でのマレー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)