「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハード…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)開幕が迫る中、ディフェンディングチャンピオンのドミニク・ティーム(オーストリア)が欠場することを発表した。ATP公式ウェブサイトをはじめ多くのメディアが報じている。【関連記事】ティームがマレーやズベレフの元フィットネストレーナーと組むことに

「ウィンブルドン」開幕1週間前に負った右手首の怪我の影響で、6月下旬からずっとツアーを離脱しているティームはこの度、Instagramに以下のようなメッセージを投稿。

「やあ、みんな!元気でやっているかな。僕の怪我について最新情報をお知らせするよ。残念だけど、“全米オープン”を棄権し、2021年の残りシーズンも休まなければならなくなった。ニューヨークでタイトルを防衛することができなくなったことには心底がっかりしているけど、6月のマヨルカ大会で痛めた手首の怪我から回復することができていないんだ」

「過去6週間、医療チームのアドバイスに従って手首のギプスをはめ、運動を行ってきた。コートに戻って練習する日に向けて身体のキレを保っておくためにね。復帰に向けたリカバリーはすごく順調にいっていた。でも先週、トレーニングでボールを打った時に、また痛みを感じるようになってしまった。すぐ医師に会いに行ったよ」

「いくつか検査を受けた後、手首の回復にはもっと時間が必要だと言われて、僕ら全員がそれに賛成した。ギプスをもう数週間着けてから、また運動やラケットを使った練習を始めるつもりだ」

「つらい決断だったけど、必要なことだとわかってる。僕にはまだこの先長いキャリアがあるから、焦ってリスクを冒したくないんだ。みんなもそれは理解してくれると願ってる」

「これまでにみんなが送ってくれたあらゆる励ましに感謝したい。おかげで勇気づけられたし、困難な状況にあっても前向きでいることができた。この離脱期間を利用して、僕が以前から取り組んでいること、海洋や自然の保全活動により時間を割くつもりだよ」

「これからも僕の状況についてみんなに伝えていくつもりだよ。どうか元気で。コートに戻る日が待ち切れない!」

ティームは手首の怪我が長引いていることから「全米オープン」出場は厳しいと見られていたが、残念ながらそれが現実のものとなってしまった。先日には、イギリス人トレーナーのジェズ・グリーン氏を試験的にチームに迎え入れたと伝えられていた。同氏はかつてアンディ・マレー(イギリス)やアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と組んでいる。

昨年の「全米オープン」優勝で得た2000ポイントを失うほか、残りシーズンを欠場することになったティームは、現在の世界ランキングは6位だが、これによってトップ10陥落になるとも報じられている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)