ロジャー・フェデラー(スイス)の両親であるロバートさんとリネットさんは、ロジャーの40歳の誕生日だった8月8日の前に取材…
ロジャー・フェデラー(スイス)の両親であるロバートさんとリネットさんは、ロジャーの40歳の誕生日だった8月8日の前に取材を受けた。その中で夫妻は、ロジャーの子どもの頃の性格や、40歳にして現役であることを予期していたかなど、様々な質問に答えた。インタビュー内容をスポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。【スーパープレー動画】フェデラーのスーパープレー集!
母のリネットさんはまず息子の幼少期を振り返り、ロジャーは子どもの頃でさえ魅力的な性格だったと語った。ロジャーが子どもの頃には彼のコーチを務めていたリネットさんによると、ロジャーはいつも何かのスポーツをすることにこだわっていたという。それがスカッシュであれ、サッカーであれ、テニスであれ。
「ロジャーは楽しくて、活動的で、いつも友達がたくさんいました。彼といると、いつも何かが起こっていたんです。彼に体を動かすことへの強い衝動があることは、見ればすぐわかりました。ちなみに私もそんな風でしたよ。スケボーをするのか、自転車に乗るのか、卓球台の前に立つのか、あるいは夫のロビーとスカッシュをするのかは、なんでもいいのです」
「彼が楽しんでいるのを見るのはいい気分でした。義務としてやっているのではないということがわかりましたからね。彼はそれが大好きだったんです。歩けるようになるとすぐ、いつでもボールを離そうとしなくなり、できるようになるとすぐサッカーを始めました」
ロジャーがどこまで行くと思ったかと質問されると、69歳のリネットさんは、これほど成功に満ちたキャリアを築くとは思ってもみなかったと認めた。
「彼の才能がどれほど突出しているかとか、まだ小さい頃からどれほどうまくボールが扱えるかということを、よく周りから聞かされました。でも私たちは、その後彼が手にした信じられないような成功を予期できてはいませんでした」
ロバートさんもこのような妻の思いに同調した。
「私たちは彼を未来のスターとして見てはいなかったので、そういうことを念頭に置いて生活してはいませんでした。長いこと、私たちはただ、ものごとがどう転ぶかを見守っていました」
二人は、息子が自分たちから受け継いだ特質についても質問された。ロバートさんは自分と息子の間に目につく身体的な類似点があるとする一方で、リネットさんは息子が自分の自制心やテニスへの適性を受け継いだと話した。
「彼は身体的には私にとてもよく似ています。明らかに私からある種の特質を受け継いでいると思いますよ。そうでないと言うのは難しいです」とロバートさん。
「私からは、自制心と体を動かす欲求を受け継いだんじゃないかと思います。それにおそらく、ボールを使う才能も」リネットさんはこう語った。
インタビューの最後には、ロジャーが40歳になっても現役でいることを少しでも予想したかという質問が投げかけられた。リネットさんは予想はしていなかったが、ロジャーが今も比較的良い状態であることを考えると、それほど驚くことではないと話した。
「いいえ、予想はしていなかったです。でも彼は確かに、直感とテニスへの愛に従っています。それに、彼の体は過去25年間、継続的な負担に比較的うまく対応してきました」
ロバートさんは、息子は「今もテニスのために生きている」と言い添え、ロジャーが膝の怪我から回復するために続けてきた努力を讃えた。
「彼が今もテニスのために生きているのは素晴らしいことです。それに、彼が怪我を負った後に自分自身を立て直すために重ねてきた努力を見ましたか?本当に立派なものです。ロジャーは自分が夢見た人生を生きています。私たちはそれを受け入れていて、口出しをすることはありません」
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「Nitto ATPファイナルズ」でのフェデラー
(Photo by Julian Finney/Getty Images)