24日開幕のパラリンピックへ東京五輪をプレーバック 東京五輪が閉幕し、24日からパラリンピックが開幕する。日本は史上最多となる計58個のメダルを獲得。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を回顧する。今…

24日開幕のパラリンピックへ東京五輪をプレーバック

 東京五輪が閉幕し、24日からパラリンピックが開幕する。日本は史上最多となる計58個のメダルを獲得。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を回顧する。今回は7月29日、柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン(了徳寺大職)。決勝を戦ったチョ・グハム(韓国)と互いに称え合い、最後はチョがウルフの左手を取って掲げた。SNS上のファンからは「これぞオリンピック」「心の強さも素晴らしい」などと反響が集まっていた。

 熱戦後、お互いを称えた。決勝は延長の末、ウルフが一本勝ち。一礼し、両者が歩み寄ると、チョが手を差し出した。これを握って、互いに抱擁。最後は勝ったウルフの左腕をチョが取り、高々と掲げた。指さしポーズもつくり、称賛していた。

 両者のスポーツマンシップを目撃したツイッター上のファンからは「チョ選手が讃えてくれたのは美しかった これぞオリンピック」「マジで2人ともに金メダルあげたい」「負けてもちゃんと相手を讃えるチョ選手の心の強さも素晴らしい」「熱闘に拍手送りたいです」「俺が見たかった日韓対決はこれ」などとコメントが書き込まれていた。

 24日からは世界のアスリートが再び集まり、パラリンピックが開幕する。スポーツを通じたこうした国際交流も見所の一つになる。(THE ANSWER編集部)