19歳のヤニク・シナー(イタリア)は、「ATP500 ワシントンDC」初戦となった2回戦で22歳のエミル・ルースブオリ(…

19歳のヤニク・シナー(イタリア)は、「ATP500 ワシントンDC」初戦となった2回戦で22歳のエミル・ルースブオリ(フィンランド)との若手対決を制し、快調なスタートを切った。シナーはこの試合に6-2、6-4で勝利し、3回戦では21歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)と激突することとなった。【関連記事】期待の19歳が史上最年少でATP500大会覇者に[ATP500 ワシントンDC]

「見ていていい気分だよ。何かって、僕たち若手には本当にたくさんの素晴らしい選手たちがいて、ちょっとした次世代を形作っている。それを目にするのは気分がいいよ。もちろん、みんなの大会での活躍を祈っている、それにシーズン末までの幸運もね」

シナーはこう話したうえで、テニス界には新しい人材が必要であり、若手選手たちが「ゆっくりと」ツアーで名を上げつつあると指摘した。

「テニスには新しい面子が必要だと思うな。そういう選手たちがゆっくりゆっくり出てきていると思う。すごくいいことだよね。みんなとてもいい選手だ。それにみんな素晴らしい人物だよ。おかげで物事がおもしろくなる」

「ATP500 ワシントンDC」2回戦の結果は、シナーにとってルースブオリから挙げた2度目の勝利となった。シナーが初めてルースブオリに勝ったのは今年の「ATP1000 マイアミ」で、その時は6-3、6-2で勝利していた。

記者会見中、シナーはルースブオリを惜しみなく褒め称え、最近の調子によって彼は危険な対戦相手になったと語った。

「まず、彼は素晴らしい若手選手だと思う。僕はただ自分のプレーに集中しようとした。自分がしなければいけないことにね。彼はたしか(7月26日から8月1日まで開催された)“ATP250 アトランタ”で準決勝まで残った。それは彼にとって自信になったんじゃないかな」

こう発言した19歳のシナーはさらに、2人は過去の対戦や練習を通してお互いのゲームを熟知しているということを踏まえて、ルースブオリとの対戦がどれほど難しいかを説明した。

「彼とはすでに2度目の対戦だったし、一緒に練習することもあるから、当然彼のことは少しは知っている。彼と対戦するのは簡単ではない。今日の自分のパフォーマンスには、もちろんすごく満足しているよ」

そしてその後シナーは21歳のコルダ、31歳のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)、20歳のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を全てストレートで下して決勝に進出。26歳のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)とのフルセットの決勝を制して自身初のATP500大会のタイトルを獲得し、自らが「新しい次世代」のリーダーの一人であることを証明して見せたのだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのシナー

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)