ヨーロッパの各国リーグが続々と新シーズンの幕を開けている。一方で、ピッチ外の勝負もホットだ。補強をめぐるマネーウォーズ…

 ヨーロッパの各国リーグが続々と新シーズンの幕を開けている。一方で、ピッチ外の勝負もホットだ。補強をめぐるマネーウォーズである。

 この夏のヨーロッパの5大リーグで、補強に費やした金額でトップを走っていたのはマンチェスター・シティだった。ジャック・グリーリッシュの獲得にあたり、25歳のMF本人には背番号10を、所属していたアストン・ビラには1億ポンド(約152億円)とも報じられている金額を与えたのだから、それも当然だろう。シティは他にも、ブラジル人ウィンガーのカイキ獲得に、ポンと1000万ユーロを支払っている。

 だが、ここに追随するクラブが現れた。地元のライバル、マンチェスター・ユナイテッドである。

 昨夏にも獲得の噂があったボルシア・ドルトムントジェイドン・サンチョを、マンチェスター・ユナイテッドは8500万ユーロ(約110億円)を支払って手に入れていた。ちなみに、ドルトムントに支払われた移籍金のうち15%は、サンチョがドイツに渡るまでアカデミーで育てていたマンチェスター・シティの懐に入るという……。

■フランス代表DFの獲得で……

 すでに大金を投じていたマン・Uを、今夏の補強費投下額で欧州ナンバー2に押し上げたのが、フランス代表DFラファエル・バランの獲得である。プレミアリーグの開幕戦直前に発表されたこの移籍に、マンチェスター・ユナイテッドは4000万ユーロを投じたとされている。

 今夏もやはり、移籍市場をリードするのはプレミア勢になるのかもしれない。バランを売却したレアル・マドリードや、リオネル・メッシの電撃退団で世界を驚かせたバルセロナなどスペイン勢からは、威勢の良い話は聞こえてこない。イタリアではミランとローマが奮闘しているが、ミランが5大リーグのトップ10に入るのがやっと、という状況だ。

 だが、移籍市場の閉場はまだまだ先だ。どんな驚きのIN&OUTがあるか、日々の動向から目が離せない。

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