第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で侍ジャパンと対戦するアメリカがメジャー通算168セーブの守護神マーク・メランソン(ジャイアンツ)を招集すると米複数メディアが伝えている。■MLB屈指の守護神が米代表に合流へ、「参戦し…
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で侍ジャパンと対戦するアメリカがメジャー通算168セーブの守護神マーク・メランソン(ジャイアンツ)を招集すると米複数メディアが伝えている。
■MLB屈指の守護神が米代表に合流へ、「参戦したかった」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で侍ジャパンと対戦するアメリカがメジャー通算168セーブの守護神マーク・メランソン(ジャイアンツ)を招集すると米複数メディアが伝えている。
2次ラウンドF組最終戦で前回大会王者のドミニカ共和国を破って4強入りを決めたアメリカは悲願の初優勝に向けて着々と戦力を再編しているようだ。MLB公式サイトはメジャー屈指の守護神メランソンがアメリカ代表に合流するためにジャイアンツを離れたことをレポート。また米CBSスポーツによるとドリュー・スマイリー投手(マリナーズ)と入れ替えるになることを伝えている。
右腕はオフにナショナルズをFAとなりジャイアンツと4年総額6200万ドル(約70億円)の大型契約を締結。パイレーツ、ナショナルズに所属した昨季、75試合に登板し、2勝2敗、47セーブ、防御率1.64をマークし、2015年には51セーブでセーブ王にも輝いている。
メランソンはここまでのオープン戦で7試合に登板。7イニングを投げて4安打3四球4奪三振で無失点と仕上がりは上々の様子だ。
■日本戦先発は昨季16勝右腕ロアーク濃厚、アーチャーは再合流しない見通し
MLB公式サイトは本人が「僕は本当に参戦したかったんだ。(最初は)与えられたスケジュールの上で適切とは思えなかったんだ。移籍したばかりだったので。シーズンに向けて、いい架け橋になればいいね」とモチベーションを高めていた」と語ったことを紹介している。
アメリカは侍ジャパンとの大一番に昨季メジャー16勝のナショルズ右腕タナー・ロアークが先発することが濃厚。一方で1次ラウンドのコロンビア戦で4回無失点と好投し、その後、チームを離れていたクリス・アーチャー(レイズ)は決勝ラウンドから再合流すると見られていたが、自身のツイッターで「今朝、WBC決勝ラウンドで投げる必要がないことを伝えられた。キャンプを離れることはないと思う」と綴り、レイズに残る見通しを報告している。
ドミニカ共和国を破り勢いに乗るアメリカ。打線もメジャートップクラスの選手を揃えており、モチベーションは高い。2大会ぶり3度目の優勝を目指す日本は難敵を破り、決勝へと勝ち上がれるか。21日(日本時間22日)の決戦が注目される。