第89回選抜高校野球が19日から甲子園球場で開幕し、第3試合は前回大会覇者の智弁学園(奈良)が10年ぶり21度目の出場となった古豪・熊本工(熊本)に9-0と圧勝し、史上3校目の春連覇へ好発進した。■35年ぶり史上3校目の春連覇へ好発進 第8…

第89回選抜高校野球が19日から甲子園球場で開幕し、第3試合は前回大会覇者の智弁学園(奈良)が10年ぶり21度目の出場となった古豪・熊本工(熊本)に9-0と圧勝し、史上3校目の春連覇へ好発進した。

■35年ぶり史上3校目の春連覇へ好発進

 第89回選抜高校野球が19日から甲子園球場で開幕し、第3試合は前回大会覇者の智弁学園(奈良)が10年ぶり21度目の出場となった古豪・熊本工(熊本)に9-0と圧勝し、史上3校目の春連覇へ好発進した。

 智弁学園は初回、西岡のタイムリーで先制すると、3回にも西岡の2打席連続のタイムリー二塁打で追加点。さらに5回に1点を加点すると、6回にも相手のミスが絡んで3点を奪った。8回にも松本のタイムリー二塁打で1点を追加。9回には4番・太田がレフトスタンドに2ランを放ち、リードを9点に広げた。

 この日は打線が11安打で9得点。相手のミスを得点につなげ、好走塁も光った。投げては背番号1を背負う松本が9回を3安打2四球12奪三振で無失点と完封勝利。投打がかみ合った前回大会覇者が1982年のPL学園以来となる35年ぶりの春連覇へ圧勝発進した。