エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・投手」として出場。6回を投げ、…
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・投手」として出場。6回を投げ、3安打2失点6奪三振で自身6連勝、メジャーでの自己最多記録を更新する7勝目をマークした。
打者としては初回に右腕・ベリオスのシンカーを捉え、左中間を抜く二塁打をマークすると四球、中飛、見逃し三振と3打数1安打1四球。前日に14戦ぶりとなる38号が出たことで2試合連続と期待された本塁打は出なかった。
一方、注目を集めたのは大谷とシーズンMVPを争うとされるゲレーロJr.との「投手対打者」の直接対決。試合前にはマドン監督も「100年に1度のこと、見逃すな!」と盛り上げムード一色だったが、実際に現在本塁打王争いを1、2位で争う打者どうしが、「投手」と「打者」に分かれて対戦するのは史上初めての歴史的対戦となった。
注目の第1打席はゲレーロJr.に初球を左翼線へ運ばれ、思わず苦笑する大谷。4回一死二塁で迎えた第2打席はスライダーで空振り三振を奪うと、6回一死無走者で迎えた第3打席は最終的には四球となったが、この日最速となる99マイル(159キロ)をマークするなど、アドレナリン全開となった。結果は2打数1安打1四球。チームも6―3と勝利したため、注目された対決は大谷に軍配が上がった形だ。
一方、7勝目をマークし、シーズン開幕前から二刀流の指標として注目されていた「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」もこの勢いなら十分に可能性がある。
この大谷の活躍ぶりには米メディアも注目。米スポーツ専門局ESPNの電子版は12日(同13日)に「エンゼルスは大谷翔平をキープできるか? ロサンゼルスにのしかかる給与危機」と見出しを掲げた記事で大谷の今後の年俸を予測する特集を掲載した。
大谷は現在2年契約で年俸は今季が300万ドル(約3億3000万円)で、来季が550万ドル(約6億1000万円)となっている。2022年オフに再び年俸調停の権利を有し、23年オフにFAとなるが、このまま来年も順調に二刀流として成績を残せば、年俸高騰は必至だ。
この点について同電子版は大谷がFAを迎えた時点での対応を予測。「彼の好きな年数を要求できる。毎年5000万ドル(約55億円)の5年契約だってもらえるだろう」「少なく見積もっても5年2億5000万ドル(約275億円)だろう」「今年の冬のうちに大谷の契約を再交渉するのがエンゼルスにとって賢明だ」などの今後の大型契約を予測する意見などを紹介した。
一方でこのままいけばエンゼルス残留は難しいとの意見もある。エンゼルスの今季のチーム年俸総額は約1億8200万ドル(約201億円)で主砲のトラウトが3712万ドル(約40億8000万円)、現在故障者として今季絶望となっているレンドンが2807万ドル(約30億8000万円)と超高額選手が2人おり、仮に大谷の年俸が5000万ドルともなるとチーム経営に暗雲も漂う。
大谷が成績を残せば残すほどにエンゼルスフロント陣は喜びと共に悩みも深くなりそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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