世界ランキング8位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が元世界女王マリア・シャラポワ(ロシア)の元コーチと組んで「WTA1…
世界ランキング8位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が元世界女王マリア・シャラポワ(ロシア)の元コーチと組んで「WTA1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月9日~8月15日/ハードコート)に臨んでいる。伊ニュースサイト UBI Tennisが報じた。【関連記事】スビトリーナにムグルッサ...夏を満喫するテニス美女たちの水着姿まとめ
アンドレスクは2019年「全米オープン」の決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破って優勝を飾り、ランキングは一時4位を記録。怪我もあって2020年シーズンを見送ると、今年3月の「WTA1000 マイアミ」では決勝で世界女王のアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦するも、怪我により途中棄権を余儀なくされた。その後、追い打ちをかけるように新型コロナウイルスに感染してしまい、クレーコートのシーズンに出遅れ。その結果、「WTA1000 マイアミ」以降は「WTA1000 モントリオール」前までに8試合でしかプレーしておらず、白星は3つにとどまる。
まだ21歳のアンドレスクは今年6月、4年間指導を受けてきたSylvain Bruneauコーチとのパートナーシップを解消。現在はその後任をじっくりと探している最中で、試験的にスベン・グレネヴェルド氏の指導を受けている。58歳のグレネヴェルド氏は、4年指導したシャラポワのほか、モニカ・セレス(アメリカ)、アナ・イバノビッチ(セルビア)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、アランチャ・サンチェス ビカリオ(スペイン)と、いずれも世界ランキング1位に輝いた名選手たちのコーチを務めてきた。また今年の7月まで約2年間、ダニエル太郎(日本/エイブル)のコーチを務めている。
アンドレスクはグレネヴェルド氏について次のように話す。
「私はコミュニケーション能力が高く、嘘をつかず、とても正直な人を求めているの。何か気に入らないことがあれば正直に言ってほしい。私も、その人に対してもオープンでありたいと思っているわ。なぜなら、そうすることで成長できるし、関係を築いていけるから。私は次のレベルに行きたい。だからコーチはツアーでの経験が豊富なことも重要だわ。彼はそのすべてを満たしているわね」
今月から一緒に過ごしているグレネヴェルド氏との相性の良さを既に実感しているアンドレスクは、細部にまでこだわる彼のアドバイスは的確で、プレーの改善に繋がっていると説明する。同氏と知り合うきっかけとなった新しい代理人の勧めで、怪我に悩まされてきたアンドレスクはフィジカルトレーナーやメンタルコーチも新たに雇い、サポート体制を強化したようだ。なお、この代理人はシャラポワの代理人でもあった人物だ。
「WTA1000 モントリオール」で2019年に優勝したアンドレスクは、昨年の大会が新型コロナの影響により中止となったため、ディフェンディングチャンピオンとして臨む。「ウィンブルドン」以来の大会出場に先立ちアンドレスクはこう話した。「ここ数ヶ月、2019年の自分に戻りたいって思っていたけど、それは叶わないことだとわかってたわ。それに今の私はまったくの別人。2年前よりも自分についてより深く知れたと思っているし、たくさんのことを経験してきたわ」
初戦では、予選を勝ち上がってきた世界152位のハリエット・ダート(イギリス)を6-1、3-6、6-3で下し、約2ヶ月ぶりの勝利を収めた。続く3回戦で残念ながらアラブ系女子選手として次々に新たな記録を打ち立てているオンス・ジャバー(チュニジア)に7-6(5)、4-6、1-6で敗れてしまったが、新たなスタートを切ったアンドレスクのこれからに期待したい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「WTA1000 モントリオール」でのアンドレスク
(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)