身長211cm、23歳のライリー・オペルカ(アメリカ)は、子どもの頃からラファエル・ナダル(スペイン)が大好きで、彼が「…

身長211cm、23歳のライリー・オペルカ(アメリカ)は、子どもの頃からラファエル・ナダル(スペイン)が大好きで、彼が「もっとも偉大な」選手だと考えていると語った。オペルカはさらに、過去にハロウィンの仮装をした時には、ナダルからひらめきを得ていたと明かした。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。【ハイライト】オペルカ vs キリオス/ATP1000トロント/1回戦

オペルカとナダルは2人とも「ATP500 ワシントンDC」に出場したが、共に3回戦で敗れて大会を去った。強力なサーブを武器とするオペルカは、2回戦でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に勝利した後の記者会見で、5月の「ATP1000 ローマ」の準決勝でナダルと対戦した時のことについて質問された。この時はナダルがオペルカを6-4、6-4のストレートで下しており、得意のコートに立つクレーの王者を相手にできることはもう何も無かったとオペルカは認めた。

「僕のプレースタイルでは、残念だけどあまりできることはなかったよ。ラファと対戦しているという単純な事実だけで既に素晴らしかった。彼は最も偉大な選手で、しかも彼の得意のコートでプレーしていたんだから」

こう語ったオペルカは、もっと若かった頃に憧れの人物であるナダルの仮装をした時のことについても話した。オペルカはローマでナダルを倒したかったと言いながらも、グランドスラム20度優勝を誇るナダルへの「敬意」をあらためて繰り返した。

「子どもの頃から、ナダルはいつだって僕の一番好きな選手だった。ハロウィンで彼の仮装をしたことも2度ある。だから、彼みたいなレジェンドと対戦するのは信じられなかった。コートに出ていって勝ちたかったけれど、彼に対してはすごく敬意を感じていたよ。それは誰にでも起こることだと思う」

オペルカはナダルを「崇拝」していることを認めたものの、彼の熱烈なファンのように振る舞うことはもうないと強調した。オペルカいわく、大好きな選手との試合にもプロらしく対処することが不可欠だという。そして彼自身、「ATP1000 ローマ」でのナダルとの対戦ではそれができたと考えている。

「僕らはこうした選手たちを崇拝しながら育ったけど、試合の後に一緒に自撮りをさせてもらうようなことは、もうないよ。こういうことには線引きをしなければいけない。僕はラファにこれ以上ない敬意を抱いている。彼は最も偉大で、僕の一番好きな選手だったし、これからもずっとそうだろう。でも彼と対戦した日には、僕はコートに出ていって彼を倒そうと努めた」

「ATP500 ワシントンDC」で2ヶ月ぶりに試合に復帰したナダルは、初戦となったジャック・ソック(アメリカ)との2回戦を、手に汗握る3時間超のフルセットの闘いの末にものにした。左足の怪我による痛みで思うように動けないなか、彼の持ち味である不屈の精神がナダルを救った。

この様子を見た2人の女子テニス選手、世界30位のジェシカ・ペグラ(アメリカ)と「全豪オープン」準優勝のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)が、ナダルへの感嘆を投稿。

「史上最高の選手の1人、ナダル。足を引きずりながらもこの試合に勝つために持てるもの全てを使って戦っている。誰も彼にはかなわない(万歳と号泣の絵文字)」

ペグラがこうツイートすると、ブレイディは「#憧れの人」というハッシュタグを添えてそれを引用ツイートした。

輝かしいキャリアの難しい局面でいつもナダルの最大の強みとなってきた闘争心は、男女を問わず多くの若手プロ選手がナダルを崇拝する理由になっているようだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「楽天オープン」でのオペルカ

(Photo by WOWOW)