アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(…

 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第27シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)に6-1 3-6 7-6(4)で競り勝ち、準決勝に駒を進めた。この試合は、勝ち残っている選手の中でもっともシードが低い者同士の対戦だった。

 クエバスは第3セットのタイブレークで3-3と食らいついたが、カレーニョ ブスタは最後の5ポイントを連取し、2時間にわたる戦いに終止符を打った。

 これは両者のキャリアで最大の準々決勝だった。カレーニョ ブスタは、マスターズ1000に過去17回トライし、一度も準々決勝に進んだことがなく、一方のクエバスも29回のトライで一度も到達したことがなかった。

 カレーニョ ブスタは3月6日のサンパウロ準決勝でクエバスに敗れていたが、今回はそのリベンジを果たし、対戦成績を2勝3敗として差を縮めた。

 カレーニョ ブスタは次の準決勝で第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と第8シードのドミニク・ティームの勝者と対決する。この試合はナイトセッションで行われる。(C)AP(テニスマガジン)