競馬は今週もオリンピック開催中仕様で新潟&函館の2場開催。 重賞はダート戦2つだけで、新潟は3歳限定戦のGIIIレパ…
競馬は今週もオリンピック開催中仕様で新潟&函館の2場開催。
重賞はダート戦2つだけで、新潟は3歳限定戦のGIIIレパードS(ダ1800m)、函館で3歳以上のGIIIエルムS(ダ1700m)が行われる。このうち、エルムSのほうをデータからアプローチしていこう。
先週、函館で開催されたクイーンS(GIII芝1800m・牝馬限定)同様に、このエルムSも例年の札幌競馬場から函館へと開催変更。でも距離は札幌開催時と同じ1700m。大きな違いはないと思われるが、函館開催ならではの特徴も見つけていきたい。
1 夏の北海道ダートシリーズは3つでワンセット?
例年の北海道(函館&札幌)シリーズのダート戦。オープン戦以上のレースは全部で3つしかない。それが6月末の大沼S(L)、7月初旬のマリーンS(OP)、8月初旬のエルムS(GIII)なのだ。すべてダートの1700m戦である。
開催間隔も程よく空いているので、北海道滞在をしているダート馬は具合次第では複数戦で使ってくる馬も多い。
過去にも15年ジェベルムーサ、17年テイエムジンソクは3戦ともに馬券圏内。18年ハイランドピークは3走を1着1回&2着1回。19年リアンヴェリテ、20年タイムフライヤーは3走のうち1着を2回している。やはり同じ小回りダート戦。走る馬はそれなりに適性があるわけだ。
しかも今年は前走マリーンSの上位3頭(スワーヴアラミス・オメガレインボー・ダンツキャッスル)がそのまま出走してくる。
特にマリーンSの勝馬でもあるスワーヴアラミスは、大沼Sで59キロを背負って2着。ここでは56キロで出られるので有力の1頭になる。
2 前走はどこを使った馬が強いのか?
過去10年の馬券圏内30頭データでも、前走マリーンS、もしくは大沼Sという馬はそれなりに成績を残している。馬券圏内30頭中10頭の前走がそれに該当する。
特に前走マリーンS組は近3年3連勝中。先ほどのデータを強調することにもなるが、やはり前走マリーンS組は重視必須なのだ。
タイムフライヤーも昨年と同パターンを狙って前走マリーンSを使ってきたのかもしれないが、前走では12着になってしまった。マリーンS大敗組が巻き返してきた例はないので、その分同馬はマイナス評価。とはいえ過去に好走あった馬だけに、消しという断言もできない。
ほかは前走重賞組というパターン。
昨年は前走アンタレス組1&2着が、このレースで2・3着になっている。ほかにも平安S、プロキオンS組が好走。今年出走する馬たちの前走パターンではけっこう多くの馬が当てはまっている。わりと人気薄になりそうな馬でも、前走重賞使いは好走の可能性はある。
3 やっぱり1番人気は強い?
過去10年で1番人気は、1着3回、2着1回、3着3回。抜群にいいというほどでもないが、まずまず馬券にはなっているという感じだ。
反面、1番人気馬が勝たない場合は2番人気&3番人気が台頭。過去10年であわせて5勝もしている。上位人気が揃って飛ぶというパターンはここ10年起きていない。
逆に2桁人気馬は、過去10年で馬券圏内は2回だけ。まあ最大14頭立てのレースなので、これは仕方ないところかも。一発を狙って人気薄同志の馬券というのは、なかなか成立しづらいレースなのだ。
4 1枠は不利?
内枠、外枠の有利不利でいうと、過去10年で8枠が7頭も馬券になっているのに対し、1枠が1回も馬券になっていないのは気になるところだろう。
しかしこれも最大14頭立てなので、1枠が1頭だけになってしまうためかも。ただ同じ1頭枠となる2枠はなぜか3回も馬券になっている。しかし馬券になっているときはそれぞれ人気サイドの馬が入っていた。
人気馬ならば問題ないが、人気薄馬の最内枠からの逆襲は難しいということなのか…。
今年のメンバーはかなり僅差。マリーンS組の上位3頭のなかから軸馬を選んで、前走重賞を使っている中位人気馬と組み合わせるような馬券を選んでみたい。
(netkeiba編集部)