ルビン・カザンに所属するMF齊藤未月(22)が退団することになるようだ。ロシア『sports.ru』が報じた。 2021…

ルビン・カザンに所属するMF齊藤未月(22)が退団することになるようだ。ロシア『sports.ru』が報じた。

2021年1月に湘南ベルマーレからルビン・カザンへとレンタル移籍した齊藤。1年半の契約でチームへと加わった。

大きな期待を受けての加入となった齊藤だったが、加入から1カ月でトレーニング中に負傷。右足首のじん帯損傷と診断され手術を実施した。

全治4カ月と診断しながら2カ月半で復帰した齊藤。2021-22シーズンからのプレーが期待され、UEFAカンファレンスリーグの予選3回戦ではベンチ入り。しかし、ロシア・プレミアリーグでは開幕から2試合でメンバー外となっていた。

ルビン・カザンのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるオレグ・ヤロビンスキ氏は、齊藤の状況についてコメント。外国人枠の問題があり、チームを去るプランがあるとした。

ルビン・カザンは、ベネヴェントからチュニジア代表DFモンタッサル・タルビ(23)を獲得する予定とのこと。この加入が影響するようだ。

「タルビはすぐに登録メンバーに含まれるため、ロシア・プレミアリーグの登録から一部の選手を外す必要がある」

「プランA、プランB、プランCがあり、まだ検討中だ。残念ながら全てのクラブに大きなハンディキャップがあり、齊藤未月を手放さなければならない」

「彼が悪い選手だからではなく、あくまでも制限の問題だ。彼は今、新たなチームを探している」

「ただ、彼がいなくても、タルビが来たことで9人の外国人選手が残る。だから今、我々は難しい選択を迫られている。最終決定は近日中に発表する」

齊藤はここまでルビン・カザンでのプレーはなし。プレーしないままチームを去ることが濃厚のようだ。