東京五輪・陸上男子400メートルリレー決勝は途中棄権 東京五輪は6日、陸上男子400メートルリレー決勝が行われた。多田修平(住友電工)、山縣亮太(セイコー)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)の順で臨んだ日本は、まさかの途中棄権とな…

東京五輪・陸上男子400メートルリレー決勝は途中棄権

 東京五輪は6日、陸上男子400メートルリレー決勝が行われた。多田修平(住友電工)、山縣亮太(セイコー)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)の順で臨んだ日本は、まさかの途中棄権となった。桐生は一夜明け、インスタグラムを更新。選手村で撮影した思い出の写真を公開し「次は笑顔の嬉し涙を流します!!」と誓った。

 バトンミスで日本が途中棄権となったことで、決勝を走ることなく終えた桐生。一夜明け、自身のインスタグラムを更新した。リレーメンバーなどと並んだ記念写真や、選手村の大きな道路を走り出した瞬間の画像などを公開し、文面にはこうつづっている。

「東京オリンピック 沢山の応援本当にありがとうございました。ここにくるまでの数年間、本当にたくさんの方々の支えがあって辿り着くことができました。この場で走れたことは自分の人生の中でとても価値があることです。

 まだまだ自分の旅は終わりではなく嬉しいことや悔しいことを経験して自分自身の最高のゴールを目指して走ります。改めてスタッフの方々やサポートしてくださった仲間、コーチ、ファンの皆様ありがとうございました。次は笑顔の嬉し涙を流します!!」

 桐生は今大会、個人での代表入りは逃し、男子400メートルリレーのみに出場していた。決勝後、テレビインタビューでは涙を見せ「日本の国旗をこの舞台で掲げたかったのは正直思っている。攻めてこういう結果なのは誰も悪くない。予選でもっと速く走っていれば、多田とか山縣さんも心の余裕を持てた。トップで走る姿で帰ってきたい。いろんな応援してくれる人の期待を裏切った」などと語った。(THE ANSWER編集部)