3歳馬による夏のダート重賞、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)が8月8日に行なわれる。 過去10年の結果を振…
3歳馬による夏のダート重賞、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)が8月8日に行なわれる。
過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気は4勝、2着2回、3着2回と安定した結果を残している。特に2011年~2015年には4勝、3着1回。1番人気が毎年馬券圏内(3着以内)に入っており、同レースは比較的堅いレースと思われていた。
しかし、直近5年は1番人気が0勝。とりわけここ4年は5番人気以下の伏兵が勝利を挙げて、ふた桁人気の穴馬がしばしば馬券圏内に突っ込んできていることもあって、3連単はすべて10万円超えの高額配当となっている。
そうした傾向のなか、「今年は一段と混戦模様」と語るのは日刊スポーツの太田尚樹記者だ。
「今年は、例年人気の中心となる地方交流GIジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)組や、GIIIユニコーンS(東京・ダート1600m)組の参戦が少なく、1勝クラスの条件戦を勝ち上がってきた馬が多いのが特徴。つまり、未対戦の組み合わせが多く、能力の比較が難しいところです。
ただその分、再び波乱となる可能性は大いにあります。過剰な人気馬、意外な人気薄馬などをうまく見極めることができれば、オイシイ配当を手にすることができるかもしれません」
では、穴馬として狙い目となるのはどんな馬か。デイリー馬三郎の木村拓人記者はこう分析する。
「まず、このレースはなんだかんだ言って、先行力があって、機動力のある馬が結果を出しています。ですから、ある程度前目の位置で競馬ができる馬がいいですね。
そして、3歳戦では総じて直近の成績がいい馬が人気になりやすいのですが、基本的にこの時期は春の成績を重視するのが"穴狙い"の鉄則。夏の条件戦を勝ってきた馬よりも、春の時点で条件クラスを勝ち上がって、ここ最近のレースで振るわず、人気を落としている馬が狙い目になるかと思います」
そこで、木村記者はロードシュトローム(牡3歳)を今回の穴馬候補に挙げた。
「オープンクラスで奮闘してきたわりに、意外と人気がなさそうなのでオススメです。2走前のリステッド競走・鳳雛S(5月23日/中京・ダート1800m)では自分でペースを作って3着と好走。前走のジャパンダートダービー(7月14日)では6着に敗れましたが、勝ち馬とはコンマ4秒差と内容自体は悪くありませんでした。
3走前のリステッド競走・プリンシパルS(5月8日/東京・芝2000m)は13着と大敗を喫しているものの、芝のレースだったことを考えれば、度外視していいでしょう。近走の着順で嫌われて人気を落とすようなら、ぜひ狙ってみたい1頭です」

レパードSでの勝ち負けが期待されるロードシュトローム
ロードシュトロームについては、太田記者も注目しているという。
「過去5年で4頭が連対しているジャパンダートダービー組の唯一の出走馬。同レースは6着でしたが、3~5着馬は重賞勝ち馬でしたし、ハイペースのなか2番手で踏ん張って勝ち馬からコンマ4秒差なら、評価できる競馬だったと思います。
デビュー2戦目の未勝利戦では、今回と同じ左回りの中京・ダート1800mで2歳レコードを更新。パワーだけでなく、スピードも兼備しており、先行有利の新潟コースも合うと見ています」
ただし、太田記者はこのロードシュトローム以上に期待している馬がいる。
「レプンカムイ(牡3歳)です。以前から鞍上の鮫島克駿騎手が、『将来性を感じます』と期待している素質馬。前走は古馬相手の2勝クラス・インディアトロフィー(7月10日/小倉・ダート1700m)に臨み、今回も出走するホッコーハナミチ(牡3歳)の2着に敗れていますが、前崩れの展開を2番手で踏ん張ってレコード決着を演出。十分に評価できる内容でした。
今回は、3戦3連対の左回りに替わるのもプラス。また、もまれ弱いところがあるので、小倉よりもゆったりとした新潟のほうが合うはず。逆転があってもおかしくありません」
木村記者ももう1頭、気になる馬がいるという。
「タイセイアゲイン(牡3歳)です。近走の戦績は今ひとつですが、2歳新馬(中京・ダート1800m)、1勝クラスのプラタナス賞(東京・ダート1600m)とデビュー2連勝を飾っている馬。その後も、地方交流GI全日本2歳優駿(4着。川崎・ダート1600m)など、オープンクラスのレースで健闘していました。
その結果から力があるのは確か。2歳時の走りを思えば、前にいける脚も備えています。直近の成績によってかなり人気を落としそうですから、穴馬として面白い存在だと思いますよ」
東京五輪にも負けないほどの"熱き戦い"が繰り広げられる真夏の3歳ダート重賞。激アツの馬券ゲットを望むなら、ここに名前が挙がった3頭で勝負してみるのも悪くない。