元世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)が膝の怪我により「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月9日~8月…
元世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)が膝の怪我により「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月9日~8月15日/ハードコート)と「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月15日~8月22日/ハードコート)を欠場すると、主催者が発表した。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。【スーパープレー動画】美しすぎるフェデラーのバックハンド
今月8日に40歳を迎えるフェデラーは2020年に膝の手術を2度受けており、その年は「全豪オープン」にのみ出場してシーズンを終えた。今年3月の「ATP250 ドーハ」で約13ヶ月ぶりのツアー復帰を遂げたものの、「体調が十分でない」などとして今年はこれまでに5つの大会にしか出場していない。「全仏オープン」では4回戦を前に身体のケアを優先して棄権。そして「ウィンブルドン」の準々決勝で敗れた後に「芝のシーズン中に残念ながら膝をまた痛めてしまった」とTwitterに綴り、「東京オリンピック」を欠場することを伝えた。
8月30日に開幕する「全米オープン」の前哨戦となるこの2つのマスターズ大会のうち、フェデラーは「ATP1000 シンシナティ」で最多優勝記録(7回)を持つ。今回の欠場が、シーズン最後のグランドスラムを控えるフェデラーのコンディションにとっていい方向へ働くことを願うばかりだ。
一方で「東京オリンピック」の男子シングルスで金メダルに輝いた世界ランキング5位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も、「ATP1000 トロント」には参加しない旨を発表。声明の中で次のように述べている。
「残念ながら、トロントで開催される大会を辞退しなければなりません。ここ数週間の激しい戦いとオリンピックでの素晴らしい経験から、アメリカでの残りのシーズンにベストな状態で臨むため、回復する必要があると判断しました。カナダにはたくさんのいい思い出があるので難しい決断でした。来年また参加できるのを楽しみにしています!」
彼らの他にも、「ウィンブルドン」準優勝の世界8位マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)や世界11位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、世界22位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が「ATP1000 トロント」を辞退している。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー
(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)