東京五輪2020男子サッカー競技3位決定戦、Uー24日本代表対U−24メキシコ代表が8月6日に行われる。史上初の決勝進出…
東京五輪2020男子サッカー競技3位決定戦、Uー24日本代表対U−24メキシコ代表が8月6日に行われる。史上初の決勝進出を逃した日本代表だったが、3位決定戦で53年ぶりのメダル獲得を目指す。その日本は銅メダルをかけてグループリーグでも戦ったメキシコ代表と対戦する。今回は、メキシコの予想スタメンを紹介する。
■36歳の守護神が圧倒的存在感
GKにはオーバーエイジ(OA:25歳以上)のギジェルモ・オチョアだ。今大会キャプテンマークをつける36歳の守護神が、3位決定戦の舞台に立つことになるだろう。大舞台での経験は十分で、日本の前に立ちはだかる最大の敵であることは間違いない。
右サイドバックにはウラジミル・ロローニャだ。初戦のフランス戦は出番なしに終わったが、日本戦は途中出場。それ以降はフル出場を果たしている。今大会で成長を遂げている一人と言えるだろう。
2CBにはセサル・モンテスとヨハン・バスケスが並ぶ。モンテスはここまで全試合にフル出場し、大車輪の活躍。バスケスは日本戦で退場処分となり南アフリカ戦は欠場したものの、それ以外は先発起用されている。この不動の2人がメキシコのDFを引っ張る。
左サイドバックには右サイドバックもこなすホルヘ・サンチェスだ。準決勝のブラジル戦は累積警告により出場停止となっただけに、コンディション面では問題ないだろう。日本の右サイドがここを防ぐことができるか注目だ。
■得点力のあるトップ下の存在
2ボランチにはOAのルイス・ロモとホアキン・エスキベルだ。ロモはここまで全試合にフル出場し、2ゴール1アシストの活躍。日本にとっても非常に怖い存在だ。エスキベルはここまで全試合に出場。決勝トーナメントから先発起用されており、日本戦でもスタメンが予想される。
トップ下にはセバスティアン・コルドバだ。ここまで全試合にスタメン出場し、3ゴール1アシストの大活躍。グループリーグの時とは別人と考えた方が良いかもしれない。
■背番号10と3ゴールのFWは脅威
3トップの右には背番号10をつけるディエゴ・ライネス。ここまで2アシストを記録しているがノーゴール。それでもそのポテンシャルは高く日本の脅威となることは間違いなし。日本戦でも存在感を発揮していた。左ウィングにはアレクシス・ベガだ。ここまで2ゴール2アシストの大活躍。サイドから中に入ってきた時のクロスに合わせる動きは脅威だ。
センターフォワードにはここまで3ゴールと好調なエンリ・マルティンを予想。日本戦以降、3ゴールを記録し好調を維持している。日本にとって、非常に怖い存在だろう。