心と体の性が一致しないトランスジェンダーのアスリート。東京オリンピックでは過去最多となる163名のトランスジェンダーのア…

心と体の性が一致しないトランスジェンダーのアスリート。東京オリンピックでは過去最多となる163名のトランスジェンダーのアスリートが出場している。

5年前の2016年のリオ・デ・ジャ・ネイロ・オリンピックでは56名、2012年のロンドン・オリンピックでは23名となっており、今大会がいかに多いかが分かる。

最近では女子重量挙げの87キロ超級に出場したニュージーランド代表のローレル・ハバード(43)が話題に。男性として生まれ、2013年にトランスジェンダーを公表。女性として東京オリンピックに出場した。

結果は3度の失敗で記録なしに終わったが、女性としてオリンピックに出場したこともあってか、笑顔で大会を終えていた。

大きなニュースとなっているが、ハバードよりも先に東京オリンピックに出場しているトランスジェンダーの選手がいる。それはサッカーのカナダ女子代表のDFクインだ。

7月21日、なでしこジャパンとのグループステージに出場したクインは、トランスジェンダーを公表しているアスリートとして、初めてオリンピックに出場していた。

その後も試合に出続けると、カナダ女子代表は準決勝でアメリカ女子代表を下し、初の決勝進出。銀メダル以上が確定し、クインはトランスジェンダーの選手として初のメダリストとなる。

クインは2020年9月にトランスジェンダーであることを告白。「自分のような人を、メディアや周りの職業で見かけないことはとても難しい」とコメントしていた。

そのクインはカナダ女子代表の中心選手であり、2016年のリオ五輪では銅メダルを獲得。今大会はそれ以上の結果を残すことがすでに確定している。

なでしこジャパンとの試合後には「スポーツを禁止されているトランスジェンダーの女子。オリンピックの夢を追いかけようとしている間、差別と偏見に直面しているトランスジェンダーの女性たち。戦いは終わりに近づいてはいません」とインスタグラムを更新した。歴史の第一歩を踏み出す選手として、永遠に語り継がれるだろう。

スウェーデン女子代表との決勝は、6日の11時にキックオフを迎える。

【写真】歴史的な一歩を踏み出した後に心境を綴る

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