2大会連続金メダルを獲得したソフトボール日本代表。今大会、チームの「救世主」とも言える活躍を見せたのが、20歳の後藤希友だ。その後藤が4日、地元・名古屋市役所を訪問し、河村たかし市長に金メダル報告を行った。 ・今すぐ読みたい→侍…

 2大会連続金メダルを獲得したソフトボール日本代表。今大会、チームの「救世主」とも言える活躍を見せたのが、20歳の後藤希友だ。

その後藤が4日、地元・名古屋市役所を訪問し、河村たかし市長に金メダル報告を行った。

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侍ジャパン守護神の広島・栗林 ソフト金の妹分・後藤希友に刺激「自分もああしてチームを救える選手になりたい。」 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/ryoujikuribayashi-closer/



 だが、そこで起きた河村市長のある行動が、波紋をよんでいる。

後藤から金メダルを首にかけてもらうと、突然マスクを外し、後藤の許可無しに金メダルを噛み始めたのだ。

あまりの出来事に、周囲は唖然。後藤本人も、苦笑いをするしかなかった。

この騒動に、SNS上では、同じアスリートたちも驚きを隠せなかった。

今大会柔道男子60キロ級で同じく金メダルを獲得した高藤直寿は「自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱っているのに。怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ。俺だったら泣く」とコメント。

また、ロンドン五輪女子バレーボールで銅メダルを獲得した、狩野舞子氏も、「信じられない。コロナどうこう以前に人のものを勝手に噛むとか有り得ない。自分勝手がすぎる。私だったら飛びかかってるかも」と、自らもメダルの大切さを知っているだけに、怒りを隠せない様子だった。

また、自身も同じ経験があるというのは、ロンドン五輪女子バドミントン銀メダリストの藤井瑞季氏。

「私もある。口いっぱいにメダル入れられた。たぶんボケかましてきたんだと思うけど、本当泣きそうになった。」
とコメント。

「その瞬間はショックだったけどしっかり消毒して、たくさんの人に触ってもらってたくさんの笑顔が見れたので、忘れてました。今後このようなことがありませんように」

と、「#選手にリスペクトを」というタグと共に、自身の経験を振り返った。

一連の騒動を受け、河村市長は

「最大の愛情表現だった。金メダル獲得はあこがれだった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」とコメントを発表。

今大会ここまで金銀銅合わせて40個のメダルを獲得している日本選手たち。今後も続々とメダル獲得の報告訪問が予想されるだけに、二度と同じことが起きないよう、選手へのリスペクトを大いに持って行うことを願う。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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