東京五輪2020男子サッカー競技準決勝、Uー24日本代表対Uー24スペイン代表が8月3日に行われた。日本は延長戦にまでも…

東京五輪2020男子サッカー競技準決勝、Uー24日本代表対Uー24スペイン代表が8月3日に行われた。日本は延長戦にまでもつれ込む死闘の末に0ー1で敗れ、史上初の決勝進出を逃した。日本代表はマルコ・アセンシオの一発に泣いた。まさに、世界との差を実感できた試合になった。

■スペインとの再戦

 Uー24日本代表は東京五輪2020男子サッカー競技準決勝でUー24スペイン代表と対戦。延長戦にまでもつれ込んだ一戦は、マルコ・アセンシオのゴールでスペインが1−0の勝利を収めた。

 東京五輪前に行われたユーロ(欧州選手権)2020に出場した選手6名がUー24スペイン代表として今大会に参加し、世界レベルの選手構成となったスペインに、実力を見せられた形となった。

 東京五輪前のスペインとの強化試合は1−1のドロー。日本もそうだが、スペインもその時とは全く違うチームだっただろう。準決勝までくれば、ほぼ中2日で行われる五輪では両チームの疲労もピークに達していたかもしれない。それでも、最後に決めきる力がスペインにはあった。

■115分まで0−0。均衡を破ったのは…

 日本はCBの吉田麻也板倉滉、さらにはボランチの遠藤航を中心にスペインの攻撃を凌ぐ。攻撃は久保建英堂安律などを中心にスペインゴールに迫るものの、ゴールを奪えないまま90分が終了した。そして、森保一監督は90分が終了後、ここまで日本の攻撃を牽引してきた久保と堂安の二人を下げる決断をした。

 後半途中から出場した相馬勇紀が積極的に左サイドで仕掛けチャンスを多く演出。延長前半から出場した前田大然も、スペインゴールに迫るシーンもあった。だが、ゴールには届かず延長後半を迎える。

 日本が失点を喫したのは115分だった。ヘスス・バジェホのスローインから右サイドでミケル・オヤルサバルがボールを受けると、ボールキープから田中碧中山雄太の間を通すパスを供給。そのボールを受けたアセンシオが反転から左足のシュート。これがファーサイドに決まり、スペインが均衡を破った。

■勝負を決めたアセンシオの左足

 警戒すべき選手の警戒すべき左足でゴールを許してしまった。もちろん、アセンシオの左足は日本の選手の頭の中に入っていただろう。それでも、決めきる力がアセンシオにはあった。単純に、後半途中から出てきて他の選手より体力があったから決めることができたというわけではない。拮抗した状況でも決めることができる世界の実力を見せつけられた。

 それでも、日本が115分までスペインを0に抑えていたのは事実。優勝候補の一角であるスペインをあと一歩のところまで追い詰めていた。世界レベルに近づいていることは自信を持って良いはず。ただ、その一歩の差がとんでもなく大きいのかもしれない。

 8月6日に3位決定戦を迎える日本。果たして。53年ぶりの銅メダルを獲得することができるだろうか。

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