「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードの錦織圭(日清食品)が第25シードのジ…

 「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードの錦織圭(日清食品)が第25シードのジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-2 6-2で倒してベスト16進出を決めた。試合時間は1時間11分。

 今大会に7年連続9度目の出場となる錦織は昨年の大会で自己最高の準々決勝進出を果たし、ラファエル・ナダル(スペイン)に4-6 3-6で敗れていた。初戦となった2回戦ではダニエル・エバンズ(イギリス)を6-3 6-4で退け、ツアーで3試合ぶりのマッチ勝利を挙げていた。

 この結果で錦織は、2009年の初対戦からミュラーに負けなしの4連勝。昨年は10月にバーゼル(ATP500/室内ハードコート)の準決勝で対戦し、錦織が4-6 7-6(3) 6-3で勝っていた。33歳のミュラーは1月にシドニーの決勝でエバンズを破り、ATPツアー初優勝を果たしていた。

 錦織は2年連続の8強入りをかけて、ドナルド・ヤング(アメリカ)と対戦する。ヤングは3回戦で、第14シードのルカ・プイユ(フランス)を6-4 1-6 6-3で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)