東京五輪・陸上女子100m障害の名シーンとは 東京五輪は陸上競技が国立競技場で開催されているが、1日の女子100メートル障害準決勝で、2人の選手によるスポーツマンシップを感じさせるシーンが生まれた。実際の写真を五輪公式が公開すると、海外ファ…
東京五輪・陸上女子100m障害の名シーンとは
東京五輪は陸上競技が国立競技場で開催されているが、1日の女子100メートル障害準決勝で、2人の選手によるスポーツマンシップを感じさせるシーンが生まれた。実際の写真を五輪公式が公開すると、海外ファンから「真のオリンピアンたち」「リスペクトだよ」などと反響が寄せられている。
互いに手を取り合った。日本代表・寺田明日香も出場した準決勝1組。6つ目のハードルを飛び越えた後、ルツァ・コザク(ハンガリー)とヤニク・トンプソン(ジャマイカ)が失速。両者倒れこみ、途中棄権となった。レース後、コザクが座り込むトンプソンのもとへ歩み寄り、体を起こす。互いに無念の表情を浮かべながらも、称え合ってトラックから去っていった。
2人の写真2枚を、五輪公式ツイッターが公開。「これ。これこそオリンピックの全て」と文面につづると、海外ファンからは「美しい」「フェアプレーだ」「その通り」「リスペクトだよ」「素晴らしい」「真のオリンピアンたちだ!」「最高のスポーツマンシップ」などと反響が寄せられている。今大会は各競技でスポーツマンシップを感じさせる場面が生まれているが、陸上の友情シーンも見る人を惹きつけていた。(THE ANSWER編集部)