アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第…

 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第28シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を7-5 6-3で下した。

 一方、世界1位のアンディ・マレー(イギリス)を倒したバセック・ポスピショル(カナダ)は、彼同様、予選を勝ち上がったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に対する7-6(4) 3-6 5-7の敗戦で、大会に終わりを遂げた。ポスピショルは2回戦でマレーに対し番狂わせを演じていた。

 第10シードのガエル・モンフィス(フランス)は第20シードのジョン・イズナー(アメリカ)を6-2 6-4で倒し、第8シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する4回戦へと駒を進めた。ティームは第29シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を6-1 6-4で下して勝ち上がった。

 第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は第16シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が腹筋の故障を理由に棄権したため、不戦勝で勝ち上がった。

 第13シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)は、予選決勝で敗れたものの、その後ラッキールーザーとして本戦入りした日本の西岡良仁(ミキハウス)に6-1 6-7(5) 4-6で逆転負けを喫した。第2セットでマッチポイントをしのいだ末に番狂わせに成功した西岡は、次の4回戦で第3シードのワウリンカと対戦する。

 ワウリンカは西岡について、「彼がどんなプレーをするかは知っている。持ち前のパワーを使い、よりベースラインからプレーする選手だ。面白い試合になるだろう」と言った。「彼とは練習したこともないから、コート上で相対するのは今回が初めてのこととなる。きっといい試合になると思うよ」。(C)AP(テニスマガジン)