U-24スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、U-24コートジボワール代表戦を振り返った。スペインサッカー連盟(…

U-24スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、U-24コートジボワール代表戦を振り返った。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。

優勝候補にも挙げられ、ユーロ2020のメンバーも6人招集したスペイン。7月31日に、東京オリンピックの男子サッカー準々決勝でコートジボワールと対戦したが、思わぬ窮地に立たされた。

試合はコートジボワールがDFエリック・バイリーのゴールで先制するも、_スペインがMFダニ・オルモのゴールで同点に。このまま延長戦かと思われた中、コートジボワールは後半アディショナルタイムにMFマックス・グラデルが決めて土壇場で勝ち越しに成功する。

敗退の危機に陥ったスペインだったが、FWラファ・ミルが93分に決めて同点。2-2で延長戦へと突入。延長戦では前半にバイリーがファウルを犯し、スペインはミケル・オヤルサバルのPKで逆転に成功。延長後半には相手の隙をついたラファ・ミルが2点を決めてハットトリック達成。5-2でスペインが勝利した。

土壇場からの逆転勝利を収めたデ・ラ・フエンテ監督が勝利に安堵。フェアな結果にならないところだったと語った。

「その瞬間、私ははるかに優れていたチームが、あんな負け方をするなんて、なんてアンフェアなんだろうと思い、その道が絶たれる可能性を考えた」

「その後、私はサッカーへの信頼を取り戻し、今日もサッカーは公平だった。素晴らしいチームがメリットを受ける。我々は異常な困難に対する態度を示すことができた」

また、延長戦についても語り、選手たちが思っていた以上に動けたと語った。

「思っていたよりもフレッシュな選手がいた。彼は試合のリズムを止めたくなかった。フィジカル面での選手たちのプレーは、前回のゲームと比較して、大幅に改善されていることがわかった」

一方で、初戦で負傷したDFオスカル・ミンゲサがこの試合に先発出場で復帰。しかし、開始10分でプレー続行不可能となるアクシデントに見舞われた。

「オスカルは以前のケガよりも多くのダメージを受けたように見える。とても心配だ」

「明日まで待ち、どういった類のケガなのか、検査でしっかりと確認する」

スペインは準決勝で日本と対戦。大会前のフレンドリーマッチでは1-1と引き分けているが、どちらが勝利を収めるのか。3日に準決勝が行われる。