第4回を迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16チームが参戦し、世界一を目指して凌ぎを削っている。1次ラウンドのプールAとBはすでに終了し、2次ラウンドがスタート。一方、海の向こうのアメリカ、メキシコではプールCとDで熱戦が…

第4回を迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16チームが参戦し、世界一を目指して凌ぎを削っている。1次ラウンドのプールAとBはすでに終了し、2次ラウンドがスタート。一方、海の向こうのアメリカ、メキシコではプールCとDで熱戦が繰り広げられている。

■米メディアが“珍企画”、WBCユニフォーム格付け

 第4回を迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16チームが参戦し、世界一を目指して凌ぎを削っている。1次ラウンドのプールAとBはすでに終了し、2次ラウンドがスタート。一方、海の向こうのアメリカ、メキシコではプールCとDで熱戦が繰り広げられている。

 そんな中、米メディアが各代表のユニフォームのデザインを格付けする特集を実施。侍ジャパンが5傑に選出される一方で、1次ラウンドで敗退したチームがトップに選出されている。米スポーツ専門メディア「スポーツ・オン・アース」が「最高の2017年のクラシックのユニフォーム」と特集している。 

 1次ラウンドB組を全勝突破した侍ジャパン。そのユニフォームは米メディアから5位に選出されている。特にホーム用のユニフォームは今大会最高の評価を手にしている。 

 寸評では「このホームユニフォームは今大会圧倒的にベストだ。ジャージとパンツは白地に黒のドット柄のピンストライプが入っている。名前や番号の文字デザインを含め、ユニークだ。金で縁取りされたブラックでオールドスクール的だ。ジャージには襟と袖部分にゴールドの細いストライプがあしらわれている。それだけでもゴージャスだが、袖の内側に細い赤いストライプというディティールが盛り込まれており、すばらしい」と評している。ホーム用のユニフォームは100点満点で75点。これはトップ5に選出された5チームで最高の数字だ。 

■侍Jビジター用ユニの得点伸び悩む、1位チームはすでに敗退

 だが、ビジター用のユニフォームが60点、キャップが45点にとどまり、合計180ポイントとなっている。 

 4位に選出されたのはコロンビア代表。ホーム用が60点、ビジター用が70点、キャップが55点で、185ポイントの得票。3位はオーストラリア代表でホーム、ビジターともに60点だったが、キャップで70点と高評価を得てトータルでは190点となった。 

 2位はメキシコ代表だ。グリーンを基調したデザインが称賛されており、「メキシコのユニフォームはクラシックでほぼ一貫してトップに近い所に位置している」と評されている。ホーム用のユニフォームとキャップは70点、ビジター用は60点で計200点を手にしている。 

 そしてトップを飾っているのは中国だ。「威厳あるテンプレートの最高の例となった」と絶賛されており、ホーム用は60点だったが、ビジター用が最高の75点、キャップも70点の高評価。計205点を叩き出している。 中国は侍ジャパンと同組となった1次ラウンドで大会を去ったが、「中国が敗退となったことは残念だが、少なくとも格好良い敗退となった」とも評されている。