7月30日、「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハー…

7月30日、「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)のテニス競技の7日目で男子シングルスと混合ダブルスの準決勝、そして男子ダブルスの決勝・3位決定戦が行われた。男子シングルスと混合ダブルスの決勝カードが決まったが、前者の本命だった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が決勝行きを逃している。大会公式ウェブサイトが伝えた。【実際の画像】男子ダブルスで金メダル、銀メダルに輝いたクロアチア勢【実際の画像】ジョコビッチを破っての決勝進出に涙するズベレフ【実際の投稿】男子シングルスで初の決勝行きを喜ぶハチャノフ【実際の画像】混合ダブルスでの決勝進出を喜ぶルブレフとパブリウチェンコワ

男子シングルスで、ジョコビッチは第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。第1セットを6-1で取ったジョコビッチが第2セットも先にブレークし、そのまま行くかと思われた。しかし、ズベレフが判定にイライラしてラケットをコートに叩きつける場面も見せながらも集中力を切らさず、第2セットの第6ゲームから4ゲーム連取してセットカウント1-1とする。そのまま勢いに乗ったズベレフが最終セットも4-0とリードを広げ、最後はバックハンドのダウンザラインを決めて初の決勝行きを手にした。ズベレフが決勝で当たる相手は、第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)。ハチャノフは、同胞のダニール・メドベージェフを準々決勝で破っていた第6シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-3、6-3で退けた。

テニスの5種目の中で一番最初に決勝、3位決定戦が行われた男子ダブルス。第1シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(クロアチア)ペアと、ノーシードのマリン・チリッチ/イバン・ドディグ(クロアチア)ペアと、オリンピックで初めてクロアチア勢同士が金メダルを争った結果は、今季「ウィンブルドン」をはじめ既に8タイトルを手にしている第1シードのペアが笑うことに。クロアチアはこれまでテニスでは銅メダルしか獲得していなかったが、一気に金メダルと銀メダルを持ち帰ることになった。3位決定戦はオースティン・クライチェク/テニス・サングレン(アメリカ)ペアとマーカス・ダニエル/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)ペアで行われ、後者がストレート勝ち。メダルにこれまで縁のなかったニュージーランドのテニス界に初のメダルをもたらしている。

そして混合ダブルスでは、ジョコビッチが再び決勝行きを逃すことに。エレナ・ベスニナ/アスラン・カラツェフ(ロシア)ペアに6-7(4)、5-7と惜敗し、こちらでも3位決定戦に回ることになった。決勝のもう一組は、世界女王アシュリー・バーティ(オーストラリア)のペアを下した第4シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ/アンドレイ・ルブレフ(ロシア)。というわけで、ロシアは男子シングルス、混合ダブルスで3つのメダルを獲得することが確定している。

<男子シングルス>

【準決勝】

●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-1 3-6 1-6 〇アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4]

〇カレン・ハチャノフ(ロシア)[12] 6-3 6-3 ●パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[6]

<男子ダブルス>

【決勝】

〇ニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(クロアチア)[1] 6-4 3-6 [10-6] ●マリン・チリッチ/イバン・ドディグ(クロアチア)

【3位決定戦】

●オースティン・クライチェク/テニス・サングレン(アメリカ) 6-7(3) 2-6 〇マーカス・ダニエル/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)

<混合ダブルス>

【準決勝】

〇エレナ・ベスニナ/アスラン・カラツェフ(ロシア) 7-6(4) 7-5 ●ニーナ・ストヤノビッチ/ノバク・ジョコビッチ(セルビア)

〇アナスタシア・パブリウチェンコワ/アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[4] 5-7 6-4 [13-11] ●アシュリー・バーティ/ジョン・ピアース(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東京オリンピック」でのジョコビッチ(左)とズベレフ(右)

(Photo by Jan Woitas/picture alliance via Getty Images)