地元のヒーローにエールを送り続ける 東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝が30日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也は1分56秒22で4位。メダルにはわずか0秒05届かなかった。 地元埼玉・毛呂山町の「瀬戸大也選手を応援…

地元のヒーローにエールを送り続ける

 東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝が30日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也は1分56秒22で4位。メダルにはわずか0秒05届かなかった。

 地元埼玉・毛呂山町の「瀬戸大也選手を応援する会」の高橋仁志会長は「昨日からだいぶ調子も戻ってきて、0秒05差で惜しくも4位。本人もすっきりしたと言ってましたけど、本当によく頑張った」と最後に意地の泳ぎを見せた瀬戸をねぎらった。

 瀬戸は3歳のころから毛呂山町に住み、流鏑馬の乗り子を務めたり、初代もろやま町観光大使に就任するなど愛着が深い。

 昨年、東京五輪が1年延期となり、女性問題が起きたときも瀬戸を地元は支えた。2013年に設立した会の登録人数は県内外に600人超。「名簿から削ってください」と会員を辞退したのは遠方の2人だけだった。今年2月に復帰した瀬戸は直筆文によるわび状を会員に送った。

 ケジメをつけた瀬戸を地元は支援。瀬戸と同町出身の森さやか選手(ソフトボール代表)に向け、町民からメッセージや写真を募り、1本にまとめた応援動画をYouTubeに公開した。1600人を超える人から応募があった。町の予算から費用を捻出してのぼり旗を作ったり、町内の公共施設に横断幕を掲げて盛り上げた。会では五輪前に放送予定を記した案内も送付。復活を期す地元のヒーローにエールを送り続けた。

 複数金メダルを狙った瀬戸にとっては悔いも残る大会。高橋会長は「勝負の世界ですから」と気にしなかった。(THE ANSWER編集部)